2026/01/29

温泉かぞくたび日記 伊良湖温泉 和味の宿「角上楼」2026.1. 23 - 24 (前編)

 こんにちは。ナッツとココで~す💕

 今回は1年と数か月ぶりの家族旅。箱根宮ノ下の富士屋ホテル以来。

 行先は伊良湖温泉の文化財の宿「角上楼」。伊良湖はこれまで温泉が出なかったけど、最近出る様になったそう。しかもミシュランガイドにも載ったことのある宿なんだって。

 前から行きたいって言ってけどこの時期まで引っぱったのはフグ料理が目的みたい。奥方も息子さんも付き合ってくれてよかったね、ご主人💗

 フォトギャラリーもみてね!

 * * *    * * *  


伊良湖温泉 和味の宿「角上楼」(前編)
伊良湖岬と灯台 そして角上楼へ



 今回の目的地は 愛知県の伊良湖(いらご)、 和味(なごみ)の宿「角上楼(かくじょうろう)」。全部ルビ振った。この歳(64)になるまでずっと「いらこ」って読むと思ってた(恥)。

 「角上楼」はもちろん登録有形文化財の宿だ。しかもミシュランガイドにも掲載されたことがあるらしい。さらに徒歩で2,3分の距離に姉妹館「井筒楼」があり、そちらも文化財の宿になっている。(画像は文化庁 文化財データベースより)

 角上楼も井筒楼も非常に魅力的な建築。当初はどっちにするか迷ったけど、最終的には部屋の好みで「角上楼」に決めた。

 ちなみに気に入った部屋は「萩」。映画「釣りバカ日誌2」で浜ちゃん(西田敏行)が裸踊りした部屋として有名で人気のある部屋なんだそう。

 もちろん、我はそれで決めたわけじゃなくて部屋の造作や雰囲気が気に入ったから(笑)。

 浜ちゃんが踊った時は宿泊部屋じゃなくて宴会用の広間だったみたいで、今はリノベーションして、和室にベッドが置かれ、部屋付きの露天風呂まであるのだ。

 ただ、問題がある。この部屋をおひとり様で予約するとちょっとお高い(多分過去最高額)。コスパを意識せざるを得ない金額になってしまう。

 ならば、奥方か息子の連行作戦しかない。釣りバカではないが、何かエサ(誘い文句)が必要だ。この宿の売りは何と言っても料理。通年、渥美半島近海で獲れる海の幸を供してくれるらしい。

 いつもならそれで十分な誘い文句になるのだが、宿のHPや口コミ情報などで、冬(特に1~2月)の「とらふぐ」が絶品と知ってしまった。そうなると、もうフグを食べるしかないではないか。フグなんてこれまでに数度お目にかかった程度だし。どんな味だったかなんて覚えてないし。

 正直もっと早い時期に泊まる選択肢もあったのだが、そのフグを食べたいがために冬のこの時期まで引っ張ってきたのだ(食い意地)。

 奥方も息子も、当然「それなら一緒に行こうかな」って感じだ。さすがフグ効果。ってことで、二人には金曜日に有給休暇をとってもらって、金・土での一泊二日家族旅行が決定した。(2,3人だと一人当たり4割引きくらいになるのでコスパサイコー) 

 さて、グーグルマップによると「角上楼」へは静岡から2時間半。東名で行っても新東名でも時間も距離も大差ない。近いから高速使わなくても3時間くらいで行けちゃう。

 天気よければ伊良湖岬まで行きたい。宿から岬までは約15分らしい。

 宿のチェックインは15時だから、それに合わせて我が家を10時半に出発ということで合意だ。

 いよいよ当日。天気は快晴。ただし寒波の影響でチョーが付くほど寒い。だが、気合の入っている我は早朝から主夫業(洗濯)を終え、さらに愛車の流星号の洗車もこなした。

 というのも、我は無職(主夫)ゆえ毎日は車に乗らないという理由で、家の屋根のある駐車場は奥方と息子の車が占領している。哀れにも我の流星号は離れた場所に青空駐車を余儀なくされ、雨が降らない日が数日も続けば、鳥の糞やら土埃やらで相当に汚れてしまうのだ。このままでは宿の駐車場とかでちょっと恥ずかしいレベルということだ。

 洗車を終え、流星号ナビもなんとか目的地を設定。新東名で行くルート案内になっている。とにかく予定通り10時半までに準備完了。


 いざ出発。新東名の車の流れは順調。掛川でトイレ休憩した後は、いなさJCTを経由して三ケ日JCTから東名に入り、そのまま豊川ICまでノンストップ。

 高速を下りてそろそろ12時。何か食べたい。夕食のことを考えると蕎麦、うどん、ラーメンとかを軽くがいいかな。

 奥方がスマホでお店検索をスタート。よさげなお店を見つけたようだ。奥方のナビに従って走ること数分。店はあったけどちょうど交差点の角の店。信号待ちの車で駐車場の入り口がふさがれている。やむなくグルリと遠回りして無事到着。

 店の中は結構広く、意外に混んでいない。奥のテーブル席に案内されて着席。味噌煮込みうどんがおいしそう。軽く食べるつもりが三人ともセットメニューを選択。

 我と息子は味噌煮込みうどんと天ぷらのセット。なんとごはんも付いてきてビックリ。奥方は蕎麦と天丼のセット。デザート付きだ。息子はともかく、ジジババにはちょっとヤバい量かも。



 この店、選んで正解だった。店員さんの対応もいいし、美味は◎(二重丸)。特にうどんは讃岐とは違う独特の強いコシ。癖になるかも。柔らかいのも選べるらしい。加えて味噌と天ぷらの相性は絶妙。愛知県人は天ぷらを味噌汁の具にすると聞いたことがあるけど、ありかも。三人とも完食。でもやっぱり多かった。車の運転席に座るとお腹の圧迫感で食べ過ぎを実感。これは腹ごなしが必要だ。

 「伊良湖岬に着いたらウォーキングしよう」と提案。反対なしで決定。そこから予想外に遠く感じた。14時くらいの到着のつもりが、伊良湖岬にある「道の駅クリスタルポルト」に到着したのは14時20分。うどんを食べた店から約1時間半かかったということだ。

この道の駅の本業は伊勢湾フェリー乗り場
こっちはフェリー待ち専用の駐車場

 道の駅の看板には灯台や恋路ヶ浜などの観光スポットまでの距離が書いてある。一番近い灯台までは650メートルとの表示。でも「こっちだよ」みたいな矢印とか案内標識が見当たらない。
 まぁ、方向くらいは見当がつく。近道は海岸沿いを行けばいいんだろうけど、それだと腹ごなしにならない。ということで海岸とは反対側から歩道橋を上がり、遠回りのサイクリングロード(自転車・歩行者専用道)で灯台へ向かうことで全会一致。

なかなか見晴らしがイイ
ここからは林の中

 先を歩くのは奥方と息子。ちなみにこの区間は自転車に乗車したままは不可。坂だし、カーブ多くて見通しが悪いからね。
 しばらく進むと、やっと案内標識があった。一応安心。さらに進んで、やがて視界が開けて上に白い塔が見えてくる。

えーっ、これが灯台⁉

 レーダーアンテナみたいのがあって随分最新鋭って感じだなー。高台(崖)の上にある灯台は珍しくはないし、と言うか、むしろ見通しとか見晴らしの良さから王道だ。江の島シーキャンドルみたいな、とても灯台には見えない斬新な見た目の灯台もあるし、、、


 我がそんなことを考えながらパシャリしている間に先行していた奥方と息子がすでに塔の近くに到達。するとピーピー、、、とけたたましく警報が鳴り、「近づくな(さもなければ、、、)」的な警告のアナウンスで二度ビックリ。「さもなければ、、、」とは多分言ってない。誇張しすぎ(笑)。

 ググったところ、この塔は海上保安庁の海上交通センターという施設。カメラやレーダーで伊勢湾の海上交通を司っているらしい。

スマホで地図を確認したら
灯台はこの道を下った海岸にある。
これは後から見たグーグルマップ

 下調べしてこなかった我らが言えた義理ではないが、でも海上保安庁に一言。
「そんなに接近されたくないなら手前に注意表示を出してよね。ビックリしたなー、もうッ!」(笑)


 まぁ、確かにどうみても観光スポットになるようなロマンチックな雰囲気の灯台には見えないよなー(笑)

 このままでは悔しいので、全国の「えーッ、これが灯台⁉」っていう見た目のをいくつか記載しておく。調べたら実はいっぱいあるのだ。

左の棟が江の島シーキャンドル
灯台とは思えない見た目。
民間の観光展望台だけど、
れっきとした灯台でもあるのだ。
昔は落下傘の降下訓練施設として
使われたこともあるらしい。

何かの基地みたいな灯台
(画像は wikipedia)
こっちはレーダー施設(鉄塔)が
灯台の真横に建てられたんだそう
(画像は wikipedia)

なんとこれも灯台



 以上、灯台のデザインもいろいろあるから、「あながち勘違いするのもしゃあないかな」って言い訳、いや、負け惜しみ(笑)

 大分脱線してしまった。何の話だかわからなくなるところだ。

 さて、本当の伊良湖岬灯台に行かねば。海上交通センターの手前から道は下り坂になり
少し歩くと灯台を見下ろす高台に出る。

急な階段を下りて灯台に近づいてゆく
なかなかの絶景

期待以上のいい眺めで思わず激写(笑)
快晴ではなく、雲があるが、、、
ちょうど太陽の角度もよくて、、、

むしろそれが陰影を演出してイイ感じ
近くから見ても絵になる

なるほどの、映えスポット
戻りは海岸沿いの
ブロックで整備された遊歩道

 この日は全国的かつ長期的な寒波の襲来中。天気はいいけどチョー寒。警告アナウンスでビックリ体験もあったけど、思い出に残るイイ散策だった(笑)

 道の駅で部屋飲み用の地酒やクラフトビール、つまみのジャコせんを調達していざ今宵の宿「角上楼」へ。 
ちなみにゲットしたのはこれ
部屋で飲んだ1,2本は消失

 伊良湖岬から15分ほど来た道を戻る。奥方のナビで狭い路地に進入。狭いとは聞いていたけど確かに。それに住宅地の中って感じだ。

 でも「角上楼」の前に着くや否やそんな感じは一気に払拭された。そこの一角は雰囲気が違う。

 流星号を駐車場に入れる前に玄関から仲居さんが走ってきて誘導してくれた。時刻は15時半。チェックインは15時からできるから、すぐに部屋に入れそうだ。

「角上楼」に到着

駐車場の向かい(左写真)も
角上楼の一角

趣のある玄関の構え
これはもう期待できそうだ(嬉)

玄関脇の文化財プレート

仲居さんの後ろに続いて、では、入ります!


 **   **   **


 灯台散策お疲れ様。保安庁に捕まらなくてよかったね💕 とにかく宿に無事着いたし、ご主人も一安心。ゆっくり楽しんでね💗


👀画像の引用は本文記載の通り
その他の画像は滞在時に撮影




2026/01/26

フォトギャラリー(2026.1. 23 - 24 伊良湖温泉 文化財の宿「角上楼」 その4 とらふぐ料理の夕べ 朝も早よから風呂三昧

 伊良湖温泉


とらふぐ料理の夕べ 朝も早よから風呂三昧
ファイナル探索で総仕上げ



温泉から戻って とりあえず一服

道の駅で買ったクラフトビール


それでは、いざ
本日のメインイベント
夕食「ふぐ会席」へ




2階メインダイニングへ
この暖簾をくぐる(再掲)
メインダイニング(再掲)
















ごちそうさまでした


夕食後の部屋チェック

部屋に戻ると
ふとんを敷いてくれてあった
布団はワレが使う

奥方と息子は我のイビキ対策のため
ベッドルームに退避


冷蔵庫の上に「釣りバカ日誌2」
浜ちゃんの裸踊りの図

天井の一部は網代になっている

天井の意匠が左右で異なる

三國連太郎氏の寄贈なんだそう

錠が障子戸の下の方に付いている

遊郭ならではの設えかな


爪切りもある

道の駅で購入した地酒を
チビリチビリやりながら就寝

睡眠アプリによると21時半に入眠
翌朝4時半に覚醒だ

 大浴場の温泉は6時からだからまだ入れない。ならば、まだ入ってない部屋の露天風呂だ。
 寒そうだが意を決して窓から外へ。風呂回り以外は真っ暗でチョー寒い。湯は張られたままだがちょっとぬるくなっている。息子も起きていたので、加温の仕方を教わって、しばしウェイティング。

 ころあいを見計らって再度外へ。素早く作務衣(寝間着)を脱いで湯船へ。こりゃイイ。サイコーだ。湯船の湯気が風に煽られスーッと消えてゆく。冷気がハンパないがお湯はやや熱めなのでちょうどいい。でも肩まで浸からないと寒い。まさにカバのような体勢が気持ちいい。ちなみにこの風呂は温泉ではなくて、天竜川の伏流水なんだそう。でも、いい風呂だ。

 ボケーッと何も考えず十数分ほど浸かりっぱなし。身体は十分温まった。それでも、湯船から一歩出ると一気に冷える。タオルで拭くのもそこそこに部屋に戻る。

 時刻はまだ5時半にもなってない。朝食は8時半なので、それまでは特にやることもない。布団に寝転がってスマホでnoteを読んで、起き上がってiPadでちょっとゲーム。疲れたらまた寝転んでアニメ。

 気づけば7時半を回っている。外も明るい。そろそろ温泉に行こうかな。奥方が起きて来て部屋の露天に入りたいようだ。扱いをレクして我は温泉に行く支度。息子はベッドで寝ながらスマホを見ている。

雲上楼(湯屋)の玄関タイル

廊下の照明装飾


入れ替えでは無く昨日と同じ風呂
湯加減はイイ
部屋の露天もよかったけど、
こっちもイイねー
温泉を満喫して本館に戻る
そろそろ朝食の時間だ

雲上楼から本館
やっぱりいい構図だ

湯屋からの戻り 「萩」手前
鏡のところから1階への階段

部屋に入ると全員準備完了の様子
では、朝食だ

朝食

夕食と同じ席



おかずは三段重
向こう側に見えるのはお櫃窯
おこげが美味

お重展開の図

あったか鍋

以上、朝食



チェックアウト前に
最後の館内&中庭の探索で総仕上げだ

撮り忘れが無いよう見回り(笑)














部屋の広縁の窓からの中庭
2階廊下の板と我の足先

この床板は厚くはなさそうで、
歩くとキュッーキュッー
と軋んだ音がする。
隙間もあって1階が見える。
でもポカポカで暖かい

「萩」の前の床板
こっちにも隙間がある

奥側の階段を1階から登ってみる
階段の板もキュッーキュッー

2階に到着

共同トイレ 中はリニューアル済み

共同洗面台は昔ながら

「萩」の扉

竹を使った手すり壁
この向こう側がさっきの奥の階段

以上で最後の探索も終了

チェックアウトして帰路へ



以上、温泉かぞく旅にて






温泉かぞくたび日記 伊良湖温泉 和味の宿「角上楼」2026.1. 23 - 24 (中編)

 こんにちは。ナッツとココで~す💕  今回も 伊良湖温泉「角上楼」の続き。  いよいよ宿の中に入れるね。ちなみにこの界隈は昔は花街、いわゆる遊郭街だったんだって。  もちろん今は住宅街の中って感じで、そんな雰囲気はまったくないけど、この角上楼や井筒楼はその遊郭文化を色濃く残した...