こんにちは。ナッツとココです。今回は江の島へ行ってきた旅日記だよ。江の島といえば、人気観光地。江島神社をはじめ、島全体がパワースポットなんだとか。ご主人はパワーもらってこれたのかな。岩本楼のローマ風呂も相当楽しみにしていたしね。
今回は脱線しないで日記書いてるのかな。前回の湯河原温泉の日記は長すぎだったよ、ご主人💕
フォトギャラリーと合わせて読んでね。
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温泉ひとり旅
第5回「江の島」
江の島は20年前くらいに家族で行って以来。その時は電車好きの子供を「江ノ電」に乗せる目的もあり全行程が鉄道利用だった。車で行くのは今回が初めて。江の島までの道程は約170㎞。新東名、東名、圏央道及び新湘南バイパスで藤沢I.C.まで高速道路で、残り数キロが一般道。ネット情報だと運転時間は正味2時間30分。昼食休憩を入れて約3時間強。宿のチェックイン予定は15時だが、折角の江の島。天気もいいので、宿に入る前に少し観光もしておきたい。ということで13時ころの到着を目指して10時に出発。
最近は新東名高速道路でも時速100キロ未満で安全運転。左レーンのトラックの後ろについて走ると楽なのがよくわかった。以前なら左レーンを走るなんてこと、まずなかった。激変である。BGMも落ち着いたクラシック。ドヴォルザークとビバルディで。
渋滞もなく駿河湾S.A.で早めの昼食。もはや定番の”かけそばとかき揚げ”。その後もナビのおかげで数か所のJCTを間違わず進行して藤沢I.C.を出るまでは順調。ところが高速を降りたところで工事中。ナビの案内どおりに進めない。少し走ったところで「江の島方面」という道路標識発見。でもナビは反対(戻る)方向を案内している。少し悩んだが道路標識を信用することに。ナビも観念してその先を案内しだしてくれた。が道が狭い。数キロで到着するはずが、なかなか着かない。ナビ画面の到着予想時刻も少しずつ遅くなっていく。そういえば昔、旅先で借りたレンタカーで10分程度で着くはずの目的地に、ナビの案内でかなり遠回りさせられて1時間近くかかってしまったことを思い出した。不安だがナビに頼るしかない。幸い数分後に狭い道を抜けて広い海岸通りに出ることができた。ナビ様、ありがとう。
右前方に江の島に渡る弁天橋(江の島大橋)が見えてきた。車も多いが、歩行者も多い。今回お世話になるのは「歴史と伝統の宿 岩本楼」。江島神社の参道沿いにあるため車が入れない。少し離れた有料駐車場に止めるよう言われている。橋を渡り終えて参道入り口を少し通り過ぎたところで駐車場の看板発見。時刻は13時30分。予定よりちょっと遅れたが無事到着。駐車場で一息ついたところで、とりあえず江島神社に向かう。身軽にショルダーバッグだけ携行。参道は仲見世通りというらしいが、かなりの人混み。ここでも外国人が目立つ。特に欧米系の。春休みだから大学、高校の学生も多く、名物の”タコせん”を齧っている。タコせんを売っている店はどこも店先に10人以上の行列ができている。数十分から1時間待ちらしい。ご苦労なことである。
仲見世通りを抜けて、鳥居までくると人混みが大分少なくなる。階段を登り切れば江島神社の「辺津宮」。その先に「中津宮」。さらに行くと「奥津宮」がある。「辺津宮」までの階段で既にそこそこの息切れ。辺津宮は参拝者も多く、巫女さんも行列の整理。参拝後、途中の展望台で眺望を楽しみつつ、「サムエル・コッキング苑」に到着。無料開放されている植物園を一回り。そろそろ15時近い。中津宮と奥津宮は明日にすることにして坂道を下る。下りでも結構足に来る。駐車場までが遠く感じる。こんなことなら先に荷物を預けておけばよかった。足がヘロヘロになりながら、駐車場から荷物を持って宿の門に到着。 岩本楼の参道に面した門柱や看板は一見地味。賑やかな店に気を取られていると見過ごしてしまう。だが、よく見るとなかなかに趣がある。なんと宿の起源は鎌倉時代、奥津宮の別当院の宿坊に遡り、現在まで五十代続いているという。歴史と伝統を謳い文句に掲げるのも頷ける。フロントでチェックインして本館2階の部屋へ。10畳プラス広縁。内装も綺麗。あいにく薄く雲がかかっていて富士は望めないが、窓一面に青い海(湘南海岸)が広がっている。そのとき部屋まで案内してくれたおじさんから予想外のショッキングな一言。風呂はローマ風呂と洞窟風呂の二つ。時間制で男女入れ替え。そこまでは問題ないが、なんと男はローマ風呂には20時から22時30分の間しか入れないというのだ。今回は文化財のローマ風呂に入るのが一番の目的。夕食時に酒の飲み過ぎで翌朝まで爆睡なんてことは絶対許されなくなった。ちなみに時間制は日によって変わるらしい。しゃあない。気持ちを入れ替えよう。
とりあえずビールを飲もう。最近のお気に入りは「SPRING VALLEY 芳醇ラガー」っていうやつ。今回は、出発時に、家の近くのファミマで購入済み。さらにセブンで「香るエールズ」も購入して準備していたのだ。前回は買い忘れたからね。飲み過ぎは厳禁だから、SPRING VALLEYの350ミリ缶1本だけにしておく。やっぱりうまい。
さて、風呂だ。今の時間で入れるのは洞窟風呂。天然温泉ではないがローマ風呂と同様に洞窟風呂もこの宿の売りの一つ。浴衣に着替えて直行。脱衣場から一旦外に出て、いかにもって感じの扉を開ける。湯気と薄明りではっきりと見えないが幅5,6メートル、奥行き20メートルくらいだろうか。これは確かに洞窟だ。床はタイルだが、それ以外は天然の岩盤のようだ。ところどころはモルタルのようなもので補修してある。洗い場と浴槽の間に岩?の壁があり奥に行くとさらに狭い。圧迫感がある。閉所恐怖症の人は無理かもしれない。一番奥に弁天様を祭ってあるらしいが、暗くてよく見えない。湯温はちょうどよく、湯船に浸かりカラオケ数曲歌ったところで、次の客が来た。身体も温まり、洞窟の雰囲気も十分楽しんだので、そこで退出。
ちょうど、仲居さんが部屋出しの夕食を準備し終わったときには夕暮れのクライマックス。最高の景色を見ながら宿自慢の料理とお酒を堪能。ちなみにお酒は宿おすすめの「湘南ビール」と地酒「天青 風露」「天青 吟望」。いくら美味しくても、ローマ風呂まではしっかり自制。よく我慢できました。
さて、いよいよ、ローマ風呂だーっ‼
つづく
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