こんにちは。ナッツとココです。今回は世界遺産の高野山に行ってきたお話。
前回の伊香保温泉の時に触れたけど、大分以前から高野山の宿坊に泊まりたいと思っていたんだって。
どうして泊まりたくなっちゃったかと言うと、誰かが書いていたブログを読んで触発されたからなんだそうだよ。
ちなみに今回は一人旅初の二泊三日。高野山の玄関ともいわれる九度山に一泊してから高野山をめぐる旅なんだって。九度山は直前に宿を予約したみたいだけどね。まぁ、高野山は遠いからね。安全運転のためにも余裕を持てる旅程の方がいいからね。でもショッキングなアクシデントがあったみたいだよ。大事ではなくてよかったね、ご主人💓
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世界遺産 高野山 その1 「九度山~高野山 宿坊に泊まる」
今回の世界遺産の旅は確か5月ころにどなたかの書いたブログを読んで興味を持ったことに始まる。そのブログはどこかの宿坊に初めて泊まった体験談だった。「すごくよかったから是非宿坊に泊まってみてください」的なお勧め記事ではなかった記憶。いま思えば不思議な誘惑だった。
この旅日記を書きながら、その記事をもう一度読みたいなと思ってChatGPT様にも手伝ってもらって探したけど見つからなかった。残念。
自分のブログや note もそんな感じになればいいなと思ったりする。
さて、高野山に行くことに決めたものの宿坊がたくさんあってどこにしたものやら悩んだ。
そのとき非常に参考にさせていただいたのが左の「Zuemaps」の情報。
高野山には宿坊がなんと52もあるのだ。皇室ゆかりのハイグレードなところからお値打ちなところまで幅広く。
最終的に悩んだのは、高野山で唯一天然温泉のある「福智院」か世界遺産の「金剛三昧院」かの選択となった。
敢えて「世界遺産の」と前置きした理由は、高野山全体(全ての寺)が世界遺産に登録されたと誤解している人が多いらしいから。
フォトギャラリーでも書いたけど世界遺産に登録されているのは①大門、②壇上伽藍、③金剛峯寺、④奥の院、⑤徳川家霊台、そして⑥金剛三昧院、以上6つの建造物だけ。
と偉そうに言ってるけど自分も金剛三昧院のHP(右参照)に書いてあるのを読むまでは知らなかったんだけどね(笑)
さらに金剛三昧院には国宝の多宝塔もあることを知って”note”の「文化財に泊まりたい。」シリーズらしく三昧院に決めた次第。
福智院は天然温泉っていうのが非常に魅力的で悩んだんだけど宿泊代が三昧院の約2倍ってこともあって落選。そっちの要因の方が大きかったかも(笑)

一応触れておくと、前回の伊香保の時にも書いたけど、今回の世界遺産巡りの旅はちょっとイレギュラー。
何がイレギュラーかって言うと最近は前述した”note”の「文化財に泊まりたい。」シリーズで旅をしてきたが今回は違うってこと。
もう少し言うと、「文化財に泊まりたい。」シリーズの宿の縛りは、文化財の建築物の部屋に泊まれること(風呂等建物の一部のみの施設が文化財になっている場合はその施設を利用できること)だが今回はその要件に当てはまらないのである。

「金剛三昧院」は世界遺産に登録されている寺院だし、境内には国宝や重文の建造物がある。しかし肝心の宿坊の建物や施設は文化財にはなってないのだ。残念。
とういことで今回は要件を厳格に適用して”note”の「文化財に泊まりたい。」シリーズとしては「番外」扱いの予定。
こう言っては何だが、最近はこのブログの旅日記は note の下書きみたいになっているのだ(笑)
前置きが大分長くなったが、そろそろ本題に入らねば。
今回の高野山金剛三昧院まではグーグルマップで検索すると静岡から359キロ、最速で5時間。ルートは新東名から伊勢湾岸道・東名阪道・名阪国道・京奈和道を乗り継いで紀北かつらぎICで高速を下りて、残り25キロの山道を登っていくことになる。過去最長のドライブとなる。ここでちょっと待てよと悩んだ。
最速5時間ということは、1時間ごとの休憩や昼を盛り込むと6時間以上は必至。ちょっとした渋滞があれば7時間コースだ。しかも金剛三昧院は17時までにチェックインしなければならないことになっている。さらに帰路につく翌日は土曜日でそれなりの渋滞必至。同じルートで帰ってくることを考えると相当余裕のない高野山ステイとなる。

ここで急遽浮上したのが前泊案。高野山連泊もありだったが、ネットで調べると、高野山の手前に位置する九度山町の寺院なども高野山の世界遺産の一部になっているらしい。真田家(幸村親子)ゆかりの地でもあることを知った。
九度山町HP(左参照)には「道の駅柿の郷くどやま」を起点とした散策案内もでていてそれを参考に予定を組んでみた。九度山までは334キロで4時間25分。距離や時間の短縮は大したことはないが世界遺産の見どころが増えて、当然だが旅程的にもかなり余裕ができる。
宿泊先は「くどやま旅館玉川亭」なる格安の宿が16時までのチェックインが条件でゲットできた。夕朝食と温泉もついてる。建物は大正時代のものらしい。これはもうレトロ感がプンプンだ。
本題に入るつもりが前置きの続きになってしまった(笑)
ということで一日目は高野山の玄関口・九度山だ。
出発当日は早朝5時前に起きてまずは洗濯開始。まだ薄暗いが天気予報は晴れ。でも明日と明後日の天気は下り坂の様子。
我が家の駐車場は毎日通勤で使うという理由で奥方と息子の車で占拠されている。抗弁できないのは無職の悲哀。我が愛車「流星号」は100メートルほど離れたところに留めてあるのでちょっと手間。しゃあない。
洗濯干しが終わって、車の準備も完了。時刻は6時45分。出発だ。車のナビは古いので九度山到着予定は14時ころになっているが、グーグルマップの所要時間だと11時半には着く計算だ。途中の休憩を考慮しても昼すぎくらい。
チェックイン前に寺院巡りの散策するにはいい時間だ。ドライブは順調。まずは新東名長篠設楽原PAで休憩。まだ8時。

続いて伊勢湾岸道 湾岸長島PAに9時10分着。「ナガシマスパーランド」のジェットコースターが見える。
ここにはなんと12種類ものジェットコースターがあり「ジェットコースターの聖地」とも言われているらしい。

昔(まだ20代のころ)フリーフォールのアトラクションに乗ってオシッコチビリそうになって以来、そっち系はオッカナクて興味なしというか、恐怖症。
ましてこの年になって乗ったらショック死するかも(笑)
そして名阪国道 「道の駅 いが」。時刻は10時。

朝が早かったから小腹が空いたって感じ。中に入るとなんかカワイイくのいちがニンニンしている。
しゃあない。食べちゃうか・・・マイちゃんを、じゃなくて、もちろん「ごはん」を、である。
食欲をそそるメニューが並んでいるが、ガッツリは避けて、軽めなのにしておきたい。

「伊勢うどん」見っけ。しかも「極」って冠がついている。あの黒い濃厚なうどん。久しく食べていない。決定だ。
サイドに天ぷらとかの小皿がほしいけど、店のおばちゃんに聞いたら単品ではできないそうだ。残念。
テーブルに座って待つこと5分。来ました「極 伊勢うどん 温玉付き」。
メニューでは「温玉入り」だけどね。でもこっちの方がいいかも。

まずは温玉かけずに混ぜ混ぜするとこんな感じ。いい色だ。
一口すするとやっぱり濃厚。でも麺も太くてシコシコで絶妙だ。
濃厚を楽しんだら温玉をからめてまろやかに。
相性バツグン。
マイちゃん、
ごちそうさまでした💓
お腹満足でドライブ再開。名阪国道は自動車専用道で制限速度は70の区間が多い。でも皆さん高速道路並みの速度が当たり前の様子。しゃあない安全運転とは言え、ここは流れに身を任せよう。
そして京奈和道へ。この道は未完成のようで途中で一般道に降ろされて、再度乗り直すことに。そういえば、グーグルマップでもややこしい案内になっていた記憶。
車のナビは道のないところを走っていたりする。到着予定時間も12時30分と前倒し。まぁ、10年前の古いナビだから、こういう新道は知らないんだよね。概ね見込み通りだからヨシヨシだ。
京奈和道を橋本の標識で下りて高野方面へ。ここからは新道はなさそうなのでナビ様に一任。車を進めること10分程度で迷うことなく「道の駅 柿の郷くどやま 」に無事到着。時刻は12時15分。我が家出発から5時間半。まだまだ元気。初日だからね。
ここを起点に散策スタート

九度山町は柿が有名 その他いろいろ売っている
世界遺産情報センターも併設されている
町の散策ガイド「世界遺産コース」に従って車を降りて、歩いて散策だ。最初は慈尊院。のんびり歩いて10分はかからない見込み。でも日差しが強くて暑い。できるだけ日陰を選んで歩く。
慈尊院前に到着。立派な表門。
両脇の世界遺産と女人高野の文字が目を引く
奥方土産のお守りを所望した際に
いただいたリーフレット。
弘法大師と母公のお話や九度山の由来がわかる。
境内を一回り
弘法大師堂
多宝塔(左)と鬼子母神
拝堂(本堂)
女人高野らしく 絵馬がオッパイ
世界遺産記念碑も立派
慈尊院境内から石段を登って丹生官省符神社へ
本当は石鳥居の右横に「180町石」があるハズ
草に隠れて写ってなかった(泣)
「町石道」は慈尊院を起点に高野山奥の院まで続く
24キロメートルの表参道 世界遺産でもある
109メートル毎に町石が建てられており
最初の町石がこの180町石
高野山に上がるにつれて町石の番号が
カウントダウンされる
登り切って見下ろすとこんな感じ
丹生官省符神社に到着。
この神社も世界遺産だ。
神社の境内を横切りスロープを下ると
「179町石」
番号がしっかり刻まれている
町石道はこんな感じで続く
セミと虫の音の町石道 雰囲気感じる動画撮ってみた
178町石 この先はいつか歩いてみたい
ちょっと戻って勝利寺と紙遊苑へ向かう
勝利寺に上がる石段 なんとか仁王門手前へ到着
ここに至るまでの石段登りは大変
梯子並みの急勾配かつ凸凹
手すりを握らないとヤバいレベルだった
さすがに九十九折りのスロープで
老若男女登れるようになってる
仁王様
勝利寺
こっちは紙遊苑 元は勝利寺の庫裏・土蔵・庭等
現在は弘法大師が伝えたとされる
「高野紙」の資料館
手漉き体験もできるんだそう
庭園も有名らしい
なかなかの眺望
ちょうど「くどやま芸術祭」開催中
ひとまず世界遺産コースの散策はこれで終了。
道の駅に戻って休憩だ。
おやつのタマゴサンド 美味しかった
時刻は13時45分。この後はどうしようとちょっと思案。宿のチェックインは16時までにすればいい。一応15時を目途にしたとして、まだ1時間以上ある。
ならば真田関連の史跡めぐりをしようかな。
つづく
* * * * * *
初めての二泊三日の旅。長そうな日記だね。まだ1日目のおやつ食べたところだからね。
ショッキングな出来事は多分この直後だね。ご主人には気の毒だけど何があったか期待しちゃうね。ご主人、ちょっとくらいのアクシデント、ガンバだよ💘
👀Zue mapsおよび九度山「世界遺産コース」の画像は各HPから引用
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