2025/03/04

温泉ひとりたび日記 第4回「湯河原温泉」2025.2.19-20 (後編)

 

 こんにちは。ナッツとココです。今回も湯河原温泉の旅日記の続きだよ。  
 もう帰ってきてから2週間経つんだね。前回(中編)は伊藤屋の2つの貸切風呂に入り終えたところまでだった。このあとの夕食や翌日の帰りのこともあるから、まだたくさん書くことありそう。忘れないうちに早く仕上げたほうがいいよ、ご主人💕


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 部屋に戻って早速冷蔵庫を開ける。ビールもいいけど、来た時から気になっていた伊藤屋ラベルの日本酒を選択。一合瓶の中身は富士宮の銘酒「富士錦」本醸造。冷酒だからサラリと飲める。夕食は18時。まだ2時間近くある。いつものようにiPadでゲームやりながら夕食を待つことにする。気が付けばお酒がなくなっている。うーん、飲み足りない。あと1時間。食事まで待った方がいいと思いながら、結局誘惑に負けて冷蔵庫からビール中瓶を追加。

 そろそろかなと思っていたところ、ちょうど部屋の電話が鳴る。さあ、お待ちかねの夕食だ。食事処は新館の1階。半個室とのことで客ごとに障子の衝立で仕切られている。一応視線は気にしなくてもいいが、しょせん簡易な衝立。話し声はよく聞こえる。特に隣の客の声が大きい。持ち込んだiPadの音が全然聞こえない。イヤホンを持ってくるべきだった、、、でつい音量を上げてしまった。すかさず仲居さんにお𠮟りをうけてしまった。スイマセンでした。おひとり様の悲哀。話し声は大きくても受忍するしかないということか。しゃ~ない。反省。

 さて、夕食は月替わりの献立。旬の食材・山海の幸を使ったこだわりの料理とのこと。そしてお酒は予め決めておいた「湯河原で飲むならこれ!」と宿でお勧めの地ビール。その名も「湯けむりペールエール」。HUMANSBEERという醸造所なんだとか。その後は湯河原限定清酒「花さがみ」本醸造。これまたスッキリとしていて料理によくあう銘酒。最後のデザートまで料理も完食。満足の料理とお酒であった。

 部屋に戻ると布団を敷いてくれてある。ほろ酔いでいい気分。ちょっとゴロリ。幸せな時間。でも、このまま寝落ちすると、やりかけのゲーム(ストームショット)がやばいことになる。基地に防御シールドを張っておかないと敵に攻撃されてしまうのだ。気合を入れなおして、しばしシールドの設定に集中。なにしろ全部で8つのアカウントを使っているから、シールド張るだけでも結構な手間と時間がかかるのだ。

 おかげで終わるころには目が冴えてしまった。満足したはずのお酒ももう一杯飲みたい気分になってきた。飲み過ぎかなとも思い、今日これまでにどのくらい飲んだか振り返ってみる。ビール中瓶3本と日本酒2合ちょっと。少なくはないけど、飲み過ぎでもない⁈ まだ20時だし、チェックアウトは10時だし。よし、もう少し飲んでも大丈夫だ。冷蔵庫には瓶ビールと缶酎ハイ。つまみも柿の種の缶入りが入っている。ということで、iPadでアニメを見ながら各種1本ずつおいしくいただいた。

 なんとなく肌寒く感じて、時計をみると21時。障子を隔てた広縁の方から少し冷気がくるようだ。木造で、あれだけ窓が大きいならさもありなん。なかなかエアコンも重労働だ。
 明日の朝食は8時半。そのまえに、まだ入ってない内風呂に入ることも考えるとそろそろ寝てもいい時間。iPadのアニメをそのまま枕元に移しBGMにして布団をかぶった。


 
 翌朝目覚めたのは6時半ちょっと前。スマホのアプリで睡眠記録を見ると就寝は21時10分で睡眠時間8時間余。夜中に2回、計1時間程度起きていた記録になっている。スコアは80点で「昨夜の睡眠の質は比較的良好でした」という評価だ。まあ、平均でも80点を超えてるからいいスコアでもないんだけど。相変わらず深い睡眠の持続性はよくない。

 さあ、朝風呂。まず内風呂だ。貸切風呂は7時からだから、もし空いていたら、もう一度はいろうかな、と思いつつ、部屋から廊下へ。やっぱり寒い。早く温泉に浸かりたい。
内風呂は男女別。脱衣場に入ると同年代くらいの先客が一人いたがすぐに出て行った。出がけに「この宿寒いね」とあいさつ代わりに話しかけてきたので、苦笑しつつ、「まあ、文化財の宿ですからね」と返しておいた。「いやなら、こういう宿に泊まっちゃいけないよ」とは思っても禁句。

 殿方用の浴槽はタイル張で片側に天然岩石(真鶴の赤石というらしい)を豪快に積み上げた造り。タイルの水色に石の赤が映える。何かをイメージしたものなんだろうか。もしかしたら海に流れ込む溶岩だったりして、、、
 さて、身体も温まった。そろそろ7時になったころ。そそくさと浴衣を着なおして、内風呂を出る。運が良ければ貸切に入ろうと期待したが残念。一方は扉に貸切中の札。もう一つの方も扉を開けて男の客が立っている。念のため聞くと奥さんを待って今から一緒に入るのだそう。それじゃあ、しゃ~ない。部屋に戻って、帰りに寄っていくところ(観光)を考えながら朝食を待つことにする。

 iPadで湯河原の観光案内を検索。行きたいと思う場所がなかなか見当たらない。宿から車で4,5分のところに五所神社福泉寺の首大仏なるものがあるらしく、そこに行くことに決めた。おみやげは小梅堂の「元祖きび餅」がおすすめらしい。宿の茶菓子にも出してくれてあった。しかも、なんと小梅堂の本店は宿の隣。ここから小梅堂を挟んで宿の駐車場なのだ。後から寄って行こう。

 おみやげが決まったところでタイミングよく、朝食の準備ができたとの電話。夕食と同じ場所だ。品数、ボリュームも適度で美味。特にごはんが美味しい。仲居さんも自慢していた。
 朝食を食べ終わり部屋に戻ると、すでに布団を片付けてくれてある。浴衣ではスース―してちょっと寒い。チェックアウトの10時まではまだ時間があるが着替えておくか。お茶を飲みながら、ゆっくりと帰り支度開始。

 10時少し前にフロントでチェックアウト。請求明細の飲み物の確認の際には苦笑。やっぱり飲みすぎかな⁈ ついでに小梅堂に寄ってみやげを買う予定だと告げると予期せぬショックな返事が、、、「今日は木曜だから小梅堂さんは休みですよ」。え~っ! お菓子は宿にもおいてないとのこと。残念無念。それじゃあ、しゃ~ない。帰りながら別のみやげを考えるか。

 休みの小梅堂を横目に駐車場へ向かう。ナビに「五所神社」を設定して出発。数分で到着。ここは御神木の楠がパワースポットらしい。湯河原町の指定天然記念物にもなっているようだ。小さな神社なので鳥居から境内を一周しても時間はかからない。駐車場に戻ると車が増えている。平日の朝でもそれなりに参拝客があるようだ。

 次の目的地は「福泉寺の首大仏」。ナビに所在地を入力。熱海市泉。熱海と湯河原の境付近らしい。車を走らすこと数分。ナビが案内するのは狭い脇道。さらに「この先幅員減少」の標識が見える。ご丁寧に道の両端に鉄柱があり「通れるものなら通ってみろ」と脅迫している。普通車1台がやっと通れるくらいだ。観光客が通るような道ではないように思える。道を間違えたかも。このまま先に進んでUターンできなくなったら困る。ひとまずバックして元の道に戻って地図を確認。

 ナビには「福泉寺」の表示はないが、地名は熱海市泉と出ている。脇道に入る手前を注意深く見回すとちっちゃく福泉寺の文字と矢印の看板があった。小さすぎ。これじゃあ気づかないよ。さっきの脇道を鉄柱に注意しつつ進行。なんのことはない。そこから数十メートル先に目的地はあった。大きな石板に「福泉寺」とある。石段を登って境内へ。なるほど肩から上の大仏さま。高さは2.5メートルで陶製なんだそう。茅葺の本堂も趣がある。無事たどり着いてよかった。

 さあ、あとは帰るだけ。天気もいいし、時間もあるから熱海ビーチライン経由で帰ることに決定。みやげも熱海駅付近で探そう。ナビの案内で順調に熱海ビーチラインに進入。湯河原パークウェイと違って、こっちの眺めは最高。景色を楽しみながら安全運転でのんびり。後続車にはハザードランプ出して先に行ってもらう。
 ところが終点で有料道路を出るととんでもない渋滞が待っていた。全然先に進めないのだ。数メートル動いては止まり、また数メートルで止まりの繰り返し。歩行者にどんどん追い越される。なんと有料道路を出てから駅の手前の交差点までに30分以上かかっている。この先は右折すると駅、帰るなら左折。車も多いが、観光客。特に学生っぽい若者の歩行者が道にあふれている。そうか。もう春休みなんだ。熱海で土産探しは考えがあまかった。この調子だと寄り道してたら帰れなくなりそう。ここは左折の一択。その後もさらに渋滞が続いた。梅園を過ぎたころから歩行者が徐々に減り、やっと渋滞も解消されてきた。駅手前の交差点からすでに1時間近くなる。それでもまだ車は多い。

 熱海の峠を越えてからは車も少なくなり順調。長い下り坂が続くのでマニュアルに切り替え、エンジンブレーキを多用。とにかく安全運転だ。三島から縦貫道に合流してそのまま第二東名へ。往路と同様、駿河湾SAで休憩を兼ねてみやげ探し。お腹は減ってないので昼ご飯はパス。まずは熱海プリンがあったのでお勧めと書かれていた5種類をゲット。その他にはエビせんなどお菓子を数品。

 その後も時速100キロ以下の安全運転に徹し、15時半に無事帰宅。
 次回の予定は3月。江の島、岩本楼だ。文化財のローマ風呂が待っている。

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やっと書き終わった⁈ なんとも大作だね。ご主人、お疲れ様でした💖
次回も安全運転でね。

 👀画像の引用元:  冒頭および7番目の画像は伊藤屋公式HP。

             

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2025/02/27

温泉ひとりたび日記 第4回「湯河原温泉」2025.2.19-20 (中編)

 こんにちは。ナッツとココです。ご主人が湯河原温泉の旅日記の続きを書いてるみたい。前回は散策から戻って宿の玄関でおかみに迎えられたってところまでだったね。お酒買い忘れちゃったってことだけど、どうなったのかな💕

 ちょっと読んだけど、まだお風呂入ったところなんだね。今回も末尾が「つづく」になってる。回追うごとに長くなっているような・・・💦  

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温泉ひとり旅 

第4回「湯河原温泉」中編

 そういえば高速降りてから湯河原温泉「伊藤屋」までの道沿いでコンビニを見た記憶がない。気づかなかっただけかもだけど。宿の近くにお酒を売っているような店もなさそう。ブルックリンとかラッキースネイクとかのビールを買えなかったのは残念。次回からは予め買っておくことにしようかな。そもそも持ち込みはダメなんだけどね。

 さて、今回の予約も部屋はお任せのプラン。文化財になっているのは本館の一部の棟。もちろんその部屋ならビンゴ。チェックインを済ますと仲居さんが部屋まで案内してくれる。後を追いながらドキドキ、ワクワク。そして着いたのは本館2階の18番の部屋。ビンゴといえばビンゴだが、ちょっと微妙。

 なぜなら両側の17番と19番の部屋については文化庁の記載でも文化財たる根拠(再現が容易でない造作)を説明しているが、その間に挟まれた18番についてはそういった記載はない。なんとなく付録みたいな感じなのである。
  一応、宿の説明書には「17番・18番・19番の棟」は大正15年建築の国登録有形文化財と記されている。説明によるとあの二・二六事件に関わりのある棟でもあるらしい。そういえば、散策途中に伊藤屋の旧別館「光風荘」があった。東京以外で唯一、二・二六事件の舞台となったところだそう。 
  話を戻すが、17番と19番は奥の間付の大きな部屋(20畳前後)なので考えてみればおひとり様が「部屋お任せプラン」で泊まれるはずもない。仲居さんもそんな風なことを言っていた。

 念のため誤解のないように書き添えるが、18番の部屋が悪いわけでは決してない。広さ10畳で広縁付き。障子にはちゃんと組子細工が入っている。手作りガラスのはまった窓は木造とは思えないほど大きい。庭側一面がまるごと窓である。木枠(格子)の組み合わせにも趣があり、至極満足できる部屋である。

 部屋のことはそこまでとして、温泉の話に移ろう。伊藤屋にはお風呂が4つある。内湯は2つで男女別。明日の朝までいつでも入れるらしい。それと露天と半露天の2つの貸切風呂。貸切の方は時間制限はあるが予約不要。要するに早い者勝ちってこと。今の時間なら他の客はほとんどいないから2つとも制覇できる可能性が高い。
 貸切風呂が気になるが、その前にやはり一杯やりたいところ。部屋の冷蔵庫を開けてみるとビール数本と伊藤屋ラベルの日本酒もある。その中から冷えたエビスの中瓶をチョイス。乾杯。
 
 浴衣に着替えて、いざ貸切風呂へ。予想のとおりまだ2つとも空いてる模様。露天の方は洗い場がないそうなのでまずは半露天から。床や浴槽は石の板張りで新しい造り。外側に塀はあるものの明るく開放的。特別な趣はないがやっぱり明るいうちから入る温泉は最高。大声で歌いたいところだが、玄関・フロントが隣接しているから音が外に聞こえそう。声を抑えて2曲くらいで我慢した。
 1回の入浴時間30分制限ということなので、身体が温まったところで露天に移ろうかなと思案。露天は壁の隣。耳をすませたが誰かが入っているような気配はない。行こう。隣とは言え、一度廊下に出なければならないので、浴衣を着なおさなければならないのが面倒。先客がいたらショックだが、、、恐る恐る隣の扉を見る。貸切(使用中)の札はかかっていない。よかったー。

 露天風呂は石組みで囲われた浴槽で、あずまや風の造り。日本人ならやっぱりこれだよなって感じ。落ち着く。何も考えず歌うのも忘れてしばらくボケーっとしてしまった。

 これで2つの貸切は制覇。残るは内風呂のみ。いつでも入れるから夜か明日の朝でもいい。とりあえず部屋に戻って一杯だ。


                つづく


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 なんとまだ中編。ついに三部作⁈ ご主人、書くのが好きだよねー。さすがに次回で終わるのかな💖

 👀画像の引用元:  冒頭及び5・6番目の画像は伊藤屋公式HP。

             

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2025/02/23

温泉ひとりたび日記 第4回「湯河原温泉」2025.2.19-20 (前編)


   こんにちは。ナッツとココだよ。ご主人の温泉一人旅も順調に回を重ねて第4回を迎えたね。今回は湯河原温泉の文化財の宿「伊藤屋」に泊まってきたんだって。フォトギャラリーは先にUPしたみたいだけど、そろそろ旅日記も書きあがりそうかな・・・ あれっ、まだ宿にチェックインしてないのっ⁈ これはまた長編になりそうだね💗 

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温泉ひとり旅 

第4回「湯河原温泉」

 今回お世話になるのは湯河原温泉の老舗温泉旅館「伊藤屋」。島崎藤村ゆかりの宿として有名らしい。湯河原温泉は初めてだし、国登録有形文化財の宿だからチョー楽しみ。道程は第二東名の長泉沼津ICから伊豆縦貫道経由で約2時間の予定。旅館HPのアクセス案内によれば湯河原パークウェイという有料道路を使うルートが推奨されている。

 天気は快晴、昼食をどこかでとるつもりで11時半に出発。朝方、第二東名でタンクローリー炎上とかいうニュースが流れていたので、多少影響があるかもと考えていたが全くの杞憂。12時半前には駿河湾SAに到着。昼時で駐車場はさすがに満車に近い。幸い海側に空きスペースを見つけて即駐車。伊豆半島が良く見える。海も青く穏やか。

 SA施設内は思ったほど混雑はない。一周ぐるりと店を覗いて、夕食のことを考えて結局定番のそばに決定。サクラエビそばを注文したけど、メニューの写真とあまりに違うエビの少なさよ。これでは悲しすぎるのでかき揚げを追加してよしとした。

 食べ終わって13時。まだ早いけど、とりあえず出発。途中までは箱根方面と同じ道。上り坂で曲がりくねった道が続く。後続車にどんどん追い抜かれていく。2車線あるから煽られることなくゆっくり安全運転できる。あのトンネル事故以来、かなり安全運転になった。高速道路でもスピードをださなくなった・・・というより、怖くて出せなくなった感じ。目が悪くなっただけじゃなく、集中力の衰えもあるかも。疲れるのが早い。全部歳のせいか。我ながら悲しい。

 箱根峠で熱海小田原方面への分岐道に入る。しばらく走ると湯河原パークウェイの料金所。結構昔からある道路らしいが通るのは初めて。有料道路だからいい景色と爽快なドライブを期待したが裏切られた。山の中を緩急混じった坂とカーブが続くだけ。路面もいいとは言い難い。有料区間が終わると交互通行がやっとなくらいに細くなった。意外にも道の両側には、別荘っぽい高級そうな屋敷が続く。やがて温泉旅館らしき建物がちらほら。道路も広くなってきた。そろそろ目的地が近いとナビが教えてくれた。

 スピードを落としてそれらしき建物を探す。ほどなく伊藤屋の看板が目に入った。HPで見たとおりの門柱と石垣。植栽の手入れを行っているらしく玄関先にトラックが止まっている。時計を見るとまだ14時を少し過ぎたところ。とりあえず駐車場に車を止めて宿に電話。荷物だけ預かってもらい、近くの町営美術館にでも歩いて行こうとしたが今日(水曜)は休館日とのこと。代案で宿のおかみ(多分)から勧められたのは万葉公園。

 公園までは歩いて2,3分。入口の説明書きによれば、万葉集の中で温泉が湧き出ている様を詠んだ和歌は湯河原温泉の一首のみだとか。それにちなんで万葉公園という名称になったんだそう。公園内には「湯河原惣湯」(写真は「玄関テラス」)というおしゃれな施設や渓流沿いに散策道がよく整備されている。小さいながら滝があり、清流とともに目と耳から心を癒してくれる。ところどころにデッキチェアまで用意してくれてあって暖かな日にのんびりするにはよさそうだ。

 そんなこんなで気づけばそろそろ15時。寒くもなってきた。早く宿の温泉に浸かりたい。そのとき思い出した。あっ、お酒買うの忘れた。しかしすでに宿の玄関。おかみさん(多分)が「おかえりなさい」と笑顔で出迎えてくれた。


                                つづく


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 とりあえず無事に着いてよかったね。公園の散策もできたし。お酒は忘れたけどね。
 それから、今後はもっと長距離の旅行が多くなるんだから、ドライブルートの予習とか途中の休み方(時間・場所)とか考えて計画立てないとね。安全第一だよ💕 
 日記の後編(中編あるかも)待ってるね、ご主人💖

 👀画像の引用元:  冒頭の画像は伊藤屋公式HP。3番目の画像はユキサキNAVI。5番目の画像は湯河原惣湯HP。

             
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2025/02/22

フォトギャラリー(2025.2.19-20  湯河原温泉)

 

       湯河原温泉

伊藤屋 門柱と石垣(登録有形文化財)

伊藤屋 玄関

本館(国登録有形文化財)

本館2階 十八番の室内 組子細工の障子



手作りガラスの窓(揺らいで見える)

伊藤屋 旧別館「光風荘」2.26事件の舞台

万葉公園


散策路


五所神社


御神木

福泉寺


首大仏



       以上 温泉ひとり旅にて


2025/02/17

温泉ひとり旅 ~ こだわりの旅の見つけ方~

 こんにちは。ナッツとココです。今回はご主人が始めた「温泉ひとり旅」のこと。

 「だれにも気兼ねなく、自分がやりたいことを、やりたいようにやる。それが一人旅の醍醐味。」なんだって。やっぱり一人で行くなら自分流にいろいろこだわりたいよね。気持ちはよくわかるよ、ご主人💕

 温泉ひとり旅を始めるときの「決意表明」には「いい湯いい宿うまい酒」って書いてあったけど、どうやって行先や宿を選んでいるかって話だね。

 ということで、以下ご主人の講釈だよ。

     ※  ※  ※     ※  ※  ※ 


 昨年秋から始めた毎月1回の「温泉ひとり旅」。一つ一つの旅を満足できるものにするための「自分流のこだわり」についてご紹介。

満足度を上げるためには、まず自分流のこだわりを具体的に

 温泉旅行の楽しみといえば、やはり「いい湯いい宿うまい酒・料理」だろう。個人的にはこの三拍子がそろっているところがスタートライン(B評価)だと思っている。 ※ちなみに自分がやっている評価は4段階で基準は主観的な満足度(再訪熱望度)。S「大満足(絶対再訪したい)」、A「満足(再訪してもよい)」、B「普通」、C「不可(再訪の価値なし)」。

 何をもって「いい(満足)」と感じるかはひとそれぞれ。漠然としている場合もあろう。なので、より満足度(評価)の高い旅にするためには、まず自分流のこだわりを具体的にしてから計画するのがよいと思う。ちなみに自分のこだわりは次のとおり。

一、いい湯」とは、風呂の造り・趣がいいこと天然温泉だとか、湯量、効能と同等に重要。

ニ、「いい宿」とは、建物に風情・情緒があること。ホスピタリティー(もてなし)は当たり前。

なお、「文化財の宿」をメインテーマに始めた旅なので、建造物(風呂含む)が国の登録有形文化財に指定されている宿であれば言うことなし。

三、「うまい酒」とは、滋味ある料理とそれに合う酒。旅のクライマックスともいえる夕食。料理は板長に任せるとして、酒にはとことんこだわりたい。                                                

「自分流のこだわり」を見つけるにはネット情報が手軽で便利

 1 ネットで文化財の温泉宿などの推しコラムを読んで予習

 この予習は効果抜群。自分のこだわり(拘り方)の参考になるのはもちろん、ズバリ行きたい宿が見つかる。ただし、行きたいという欲望が爆上がりするので自制する注意が必要。

 現在自分が参考にしているのは、次の推しコラム

名湯と伝統建築で日本の情緒を楽しむ文化財の温泉宿6選 (一休コンシェルジュ

一人旅におすすめ!お部屋でも名湯を満喫できる登録有形文化財の温泉宿6選 (一休コンシェルジュ

歴史を感じる旅へ 有形文化財登録の旅館 6選 (一休コンシェルジュ

建築で選ぶ、レトロな温泉宿 【保存版】(ELLE DECOR[エル・デコ]

 全国の登録有形文化財の温泉宿18選婦人画報 )

 上記のコラムでは重複して選ばれている宿も多く、合わせて30ほどの宿が紹介されている。いずれも行きたい宿ばかりであるが、遠方だったり、二の足を踏む高価な宿もある。そういう宿は今は保留だが、いずれは訪問したい。すでに日記にも書いたが、これらのコラムで取り上げられている富士屋ホテル(箱根宮ノ下温泉)新井旅館(修善寺温泉)は旅行計画完了。近々、伊藤屋(湯河原温泉)、岩本楼(江の島)、よろづや(湯田中温泉)を予定している。

 2 温泉の参考資料は「名湯100選」

 よく知られている「名湯100選」には「①効能分析によるもの」と「②観光・人気を指標としているもの」がある。

効能分析によるもの: 名湯百選 温泉療法医がすすめる温泉
観光・人気を指標としているもの:観光新聞による「名湯百選」

その中から行ったことのない温泉を優先候補として、特に①のリストの制覇が目標。

 
3 文化財の宿については文化庁サイトとウィキペディア

 文化庁の「文化遺産オンライン」というサイトが最も信頼できる資料だがターゲットを探しにくい。それを補ってくれるのがウィキペディア。都道府県別に一覧リストになっているので探しやすい。国指定以外の文化財も一覧になっているのもありがたい。

   温泉 建造物の検索結果 文化遺産オンライン
 ウィキペディア「宿泊施設関連の文化財一覧」

4 候補選定から予約まで

 上記1~3の情報を参考に行先候補をすべてリストアップ。さらに目先(1年以内)の計画に入れる候補を絞り込む。主な条件は予算内で収まるか、おひとり様で宿泊できるか、チェックインは15時として無理のない旅程か、である。

 そして、仕上げは「じゃらん」などの予約サイトと宿の公式HPの両方で宿泊プラン(料理、部屋など)や空室情報を調べて、どっちがお得か比較の上、予約実行。

以上が候補選定から予約までの流れ。

なお、おひとり様プランがサイトに載ってない宿も多い。その場合は可能性に期待して、メールとか電話で宿に確認することが必要になる。

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 ご主人、なかなか気合が入ってるね。おひとり様にやさしい宿が増えるといいね💓



2025/02/13

ぎっくり腰と日光浴

 こんにちは。ナッツとココです。今回は「ぎっくり腰」の話だよ。

 早速だけど、ぎっくり腰っていうのは ''急に腰に負担をかけたことによる腰の痛み・損傷の総称''。損傷の部位は骨(腰椎)と筋肉の2種類に分かれるんだって。ご主人の場合は肉離れの方だね。

 ここ数年は毎年のようになってるよね。冬から春先にかけてやばい。歳だし、寒い時期は身体が硬くなってる。要注意は朝のゴミ出しだよね。寝起きで、さらに筋肉が硬くなっているから、さもない動作でなったことが過去数回ある。

 重症だったのはちょうど2年前。1か月くらい痛みが取れず運動できなかったね。

 予約していたコロナの予防接種にも行けなかった。ブーフーウーのHMちゃんにもらったコルセットが大活躍だったよね。でも、長引いた原因は、ぎっくり腰のご法度「飲酒、入浴、運動」を無視したご主人の自業自得だからね。さすがにご主人も懲りて、最近は起きたら、まず軽くストレッチしてる。ゴミ出しがあるなしにかかわらず、朝一の軽いストレッチは重要だね。

 今は痛みはないみたいだけど、常に腰の筋肉に違和感があるらしい。特に右側後ろ。だから日常のちょっとした動作の際にも身体をひねらないようにしたり、何かを掴んで身体を支えるよう心掛けてるんだって。

 適度な運動で身体の柔軟性と筋力の維持が最良の予防策ってことだから、日課の運動を続けつつ、上手に身体と付き合わなきゃね。

とりあえず、普通に生活も運動もできてるから、今の調子で過ごせるといいね💓

 ところで、表題に「日光浴」ってあるけど、そういえば、ご主人、最近、窓開けて日光浴っぽいことしてるよね。なんでも日光浴は骨にいいらしいんだって。車運転中のラジオで言ってたらしい。歳取ると、くしゃみしただけで骨折するとか。骨を強くするには日光浴で得られるビタミンDをとらないとダメとか。また、くしゃみの時はテーブルや壁などを支えにするといいなんて話を聞いたらしい。肋骨の骨折くらいなら、日常生活に大きな影響はないかもだけど、腰とかだとね。骨のぎっくり腰はいやだからねー。

 んでもって、我が家が日当たり良好なことを幸いに、ご主人の部屋で直射日光の恩恵を受けられる12時から15時くらいの間の30分程度、窓を開けて日光浴している次第。冬でもその時間なら空調なしで20度近くあるみたいだしね。だけど暖かいって言ってもやっぱり冬は冬。お天道様に雲がかかったり、冷たい風が吹きだしたら即中断してるようだけどね。もちろん、ゲームとかアニメ見ながらだよ。

 日光浴はいいことだけど、冬なんだから風邪ひかないでね、ご主人💕


ドン・シボリオーネ  OR  ジュンペイ ?

 おっと、紹介し忘れるところだった。ご主人の代理でえらそうな態度で日光浴してるのは「ジュンペイ」だよ。サッポロ出身のとぼけた顔のワンコ。ご主人がネットでググったところ「ドン・シボリオーネ」っていう名前が本名らしい。このワンコと俳優の阿部寛がビールCMで共演していたこともあって、それなりに有名なんだとか。多分、サッポロからご主人一家にもらわれてきたときにジュンペイって名前つけてもらったんだね。ちなみにジュンペイのヒゲと頭の毛の損傷はショコラ君のいたずらだよ💖

 



温泉ふたりたび日記 「箱根湯本 萬翠楼 福住」2025.7. 6 - 7 (後編)

    こんにちは。ナッツとココです。 いよいよオーラスの萬翆楼見学だね。  通常は15号室のみの見学だそうだけど、今回は宿の予約の時から文化財や建築に興味があるって要望していたから、その熱心さに応えて25号室と35号室も特別に案内してくれるんだって。  よかった ね、 ご主人...