ちょっと読んだけど、まだお風呂入ったところなんだね。今回も末尾が「つづく」になってる。回追うごとに長くなっているような・・・💦

さて、今回の予約も部屋はお任せのプラン。文化財になっているのは本館の一部の棟。もちろんその部屋ならビンゴ。チェックインを済ますと仲居さんが部屋まで案内してくれる。後を追いながらドキドキ、ワクワク。そして着いたのは本館2階の18番の部屋。ビンゴといえばビンゴだが、ちょっと微妙。
なぜなら両側の17番と19番の部屋については文化庁の記載でも文化財たる根拠(再現が容易でない造作)を説明しているが、その間に挟まれた18番についてはそういった記載はない。なんとなく付録みたいな感じなのである。

浴衣に着替えて、いざ貸切風呂へ。予想のとおりまだ2つとも空いてる模様。露天の方は洗い場がないそうなのでまずは半露天から。床や浴槽は石の板張りで新しい造り。外側に塀はあるものの明るく開放的。特別な趣はないがやっぱり明るいうちから入る温泉は最高。大声で歌いたいところだが、玄関・フロントが隣接しているから音が外に聞こえそう。声を抑えて2曲くらいで我慢した。
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温泉ひとり旅
第4回「湯河原温泉」中編
そういえば高速降りてから湯河原温泉「伊藤屋」までの道沿いでコンビニを見た記憶がない。気づかなかっただけかもだけど。宿の近くにお酒を売っているような店もなさそう。ブルックリンとかラッキースネイクとかのビールを買えなかったのは残念。次回からは予め買っておくことにしようかな。そもそも持ち込みはダメなんだけどね。
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一応、宿の説明書には「17番・18番・19番の棟」は大正15年建築の国登録有形文化財と記されている。説明によるとあの二・二六事件に関わりのある棟でもあるらしい。そういえば、散策途中に伊藤屋の旧別館「光風荘」があった。東京以外で唯一、二・二六事件の舞台となったところだそう。
話を戻すが、17番と19番は奥の間付の大きな部屋(20畳前後)なので考えてみればおひとり様が「部屋お任せプラン」で泊まれるはずもない。仲居さんもそんな風なことを言っていた。

念のため誤解のないように書き添えるが、18番の部屋が悪いわけでは決してない。広さ10畳で広縁付き。障子にはちゃんと組子細工が入っている。手作りガラスのはまった窓は木造とは思えないほど大きい。庭側一面がまるごと窓である。木枠(格子)の組み合わせにも趣があり、至極満足できる部屋である。
部屋のことはそこまでとして、温泉の話に移ろう。伊藤屋にはお風呂が4つある。内湯は2つで男女別。明日の朝までいつでも入れるらしい。それと露天と半露天の2つの貸切風呂。貸切の方は時間制限はあるが予約不要。要するに早い者勝ちってこと。今の時間なら他の客はほとんどいないから2つとも制覇できる可能性が高い。
貸切風呂が気になるが、その前にやはり一杯やりたいところ。部屋の冷蔵庫を開けてみるとビール数本と伊藤屋ラベルの日本酒もある。その中から冷えたエビスの中瓶をチョイス。乾杯。

1回の入浴時間30分制限ということなので、身体が温まったところで露天に移ろうかなと思案。露天は壁の隣。耳をすませたが誰かが入っているような気配はない。行こう。隣とは言え、一度廊下に出なければならないので、浴衣を着なおさなければならないのが面倒。先客がいたらショックだが、、、恐る恐る隣の扉を見る。貸切(使用中)の札はかかっていない。よかったー。
これで2つの貸切は制覇。残るは内風呂のみ。いつでも入れるから夜か明日の朝でもいい。とりあえず部屋に戻って一杯だ。
つづく
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なんとまだ中編。ついに三部作⁈ ご主人、書くのが好きだよねー。さすがに次回で終わるのかな💖
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