2025/11/27

温泉ひとりたび日記 第10回「法師温泉 長寿館」2025.11. 11 - 12 (後編)

  こんにちは。ナッツとココです。今回も群馬みなかみの法師温泉「長寿館」の続き。多分最終回💓

 さて、前回の日記によると、夕食は席もよくて、料理はもちろん、特典のお酒までいただいて大満足だったみたいだね。この後、まだ夜は長いけど、何するのかな?

 それと忘れちゃいけないのはカメムシのこと。沢山出たのかな? 心配のような、結果が楽しみのような💖

 それもそうだけど、ほかの件で夜中に何回か目が覚めたとか言ってたよ。何があったのかな? 日記楽しみ💕


 フォトギャラリーもみてね!

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法師温泉 「長寿館」 (後編)
~ カメムシとの攻防と木枯らしの一夜。時々温泉。 ~

 夕食は特典のお酒までいただいて、ほろ酔いでいい気分。時刻はまだ19時を過ぎたところ。食事処から部屋に戻る前に宿の夜景を撮っておこう。玄関広間から外を見るとさすがに真っ暗。「秘湯を守る会」の提灯がいい感じになってる。


 宿の下駄を借りて外に出てみる。空気が冷たい。でも熱燗効果で大丈夫。地面が濡れている。気づかなかったけど一雨あったようだ。山の天気は変わりやすいというが全くだ。玄関回りをパシャリパシャリ。他にも2,3人がパシャリパシャリしている。



 10分かそこら外に出ていただけで身体が冷えてきた。熱燗効果も持続しないくらい寒いということだ。とりあえず部屋に戻ろう。玄関の戸を開けて中へ。暖房が効いていて暖か。そのまま階段を上がって20番の部屋へ。

  踏込みから次の間の戸を開けると布団を敷いてくれてある。本間の座卓などはそのままになっている。ありがたい。


 座布団に座って一息。すると頭の上の方でガサゴソと音がする。見上げるとヤツがいた。カメムシだ。照明の傘の中を飛翔中。ちょっと厄介だ。

 ヤツらは這っているときは動きが鈍いが、飛翔中はそれなりに早い。まして照明の障子紙が貼られたような傘の中だと手が出しにくい。当然ガムテなんぞ使えない。

 ならスプレー攻撃? っていう手もあるが、それは最終手段。こんな部屋の真ん中の上空で殺虫剤散布は控えたい。ということで着陸するまで監視するしか手はない。

 しばらくジーと熱視線。ほどなく着陸してくれた。でもまだ傘の中。そーっとティッシュペーパーで手繰り寄せて無事逮捕成功。ガムテに包んでビニール袋に2匹目収監。

 夜は長い。この調子だとはまだまだ不法侵入されそうだ。時計をみると20時。結構時間がかかってしまった。逮捕が大変だがしゃあない。

 さて、20時からはまだ入ってない「玉城の湯」に入れる。着替え用に用意してもらった二枚目の浴衣の出番だ。早速着替えて温泉に出発。(以下、玉城の湯の画像はHPより借用(夜の写真はなし))

 「玉城の湯」の湯屋は「法師の湯」をコンパクトにした感じ。天井の梁組などは法師の湯ほど迫力はないが趣もあっていい造りだ。

 内湯は大きめの浴槽が一つ。それと露天風呂。湯温は若干ぬるめ。まずは内風呂に浸かりながら露天の方を見る。仄かな灯りがいかにも露天風呂っていう風情だ。

 内湯から上がって露天へ。暗くてよく見えないが、大きな石に囲まれた庭園風のいい風呂だ。HPの写真で見た絵が頭に浮かぶ。

 さて、どこかに居場所を見つけたい。と、辺りを見回すと、よさげな場所はすでに陣取られている。日本人っぽく見えないので多分外国の方ばかり。欧米系っぽい方々。しかも、寛ぎ方がほぼ寝湯。皆さんヤルネー。なんとか隅にちょうどいい石を見つけて肩まで浸かってプカプカ。

 それにしても欧米系さんが多いと感じる。この1年、10数軒の温泉宿巡りをしてきて、いわゆるインバウンドの皆さんが多くなったと感じている。

 でも、宿の中では見かけても、浴室で見かけるのは初めてかも。まぁ、独泉も多くて、日本人にさえ会わないことが結構あったけど。
 いずれにしても、ここはそのくらい人気の湯(宿)ってことなのかな、と改めて思う。

 湯から部屋に戻り、室内を一巡り。不法侵入状況の捜査だ。次の間と洗面所で各1匹逮捕。ビニール袋に強制連行。大分慣れてきた。こんなこと慣れたくないんだけどね。

 ちなみにググってみると、カメムシは年中活動しているけど、特に秋冬は光と熱を求めて山から移動してくる習性らしい。

 こんな山の中の一軒宿だから集中攻撃のはずだ。あの薄い形状ゆえ、ちょっとした隙間から侵入してくる。この部屋の隙間だらけの窓ではとうてい物理的な防御は不可能ということだ。秘策も「焼け石に水」みたいなものだったてことかな(笑)。

 まだ時間は早いけどカメムシの侵入対策も兼ねて消灯したほうがよさそうだ。
 まぁ、普段と変わらないけど、アニメ見ながらいつでも寝落ちできるよう準備だ。(写真はパジャマ派なので浴衣脱ぎ散らかしで恐縮。)

 でもちょっと待ったーっ! 折角りっぱな本間があるのに、なんで次の間に寝なきゃならないいんだ? っていうことで、本間の座卓をズリズリして、そこに布団をズリズリ。(布団移動後の写真なし)。これで気持ちよく寝れる。

 洗面・トイレの明かり以外を消灯。アラームを設定。就寝準備よしだ。この日は好きなアニメ配信が複数。面白くて目が冴えて、遅くまで見てしまった。帰りの長距離運転があるから十分な睡眠時間を確保しなげればならないのだが、そこはしっかり時間を確認しながらアラームを設定変更した。我ながら感心。最終的には6時半に設定して寝落ちしたようだ。

 翌朝はその通り6時半のアラームで目覚めとなった。早期消灯作戦のお陰かどうかはわからないけどカメムシによる被害はなかった。それはよかったのだが、想定外の安眠妨害があったのだ。そのお陰で何度も目を覚ましたような覚えがある。九度山の夜を思い出す(笑)。

 何があったかと言うと、昨夜は木枯しがひどかったようで、ガシャガシャ、ガタガタ、ゴトゴトと部屋中のガラス戸(窓)がいろんな声で大合唱だったのだ。
 あまりにウルサくて一度は布団から出て、ガラス戸(窓)の施錠をし直したほどだ。だが、施錠の有無に関係なく、窓はガタゴトと泣きやまない。

 ちなみに鍵は昔ながらのねじ式のヤツ。ねじのオスの方はもちろん金属だが、メス(穴)の方はどうも金属が嵌っていないよう。木に直接、まさにネジ込むみたいな感じだ。一度開けると鍵穴を合わせるのが難しいし、合ってもビシッとは閉まらないのだ。
 要するに建て付けの問題だけど、こいういう建物に敢えて泊まる以上しゃあないことだ。それも一興とあきらめて布団をかぶった覚え。

 さぞ睡眠の質が悪かっただろうなと思いながらアプリを確認すると、夜中に目覚めたのは1回でスコアはなんと88点。過去最高は確か92点で平均は81-82点だからかなりの高得点ということだ。しかもいつも悪い「深い睡眠の継続性」も良好ではないか。

 エーッ⁉ あまりに記憶と違う結果にビックリ。まぁ、うるさく感じたのもまどろみの中だったってことかな。少なくとも1回は数分のあいだ起きていたようだし。

 使ってる睡眠アプリ(スマートバンドと連携)はこれまでの経験上それなりに信頼できる。ってことはいつも以上によく眠れたってことだ。そういえば九度山の嵐の時も予想外に平均点以上のスコアだった(笑)。まぁ、よく眠れたならそれに越したことはない。

 とりあえず洗面・トイレに行くと、、、いました。なるほど、こっちは灯りをつけっぱなしだったからね。不法侵入の二人組を現行犯逮捕。

 ひと安心で、ちょっとボーっとしていたら時刻はもうすぐ7時だ。朝風呂に行きたい。この時間だと「玉城の湯」は7時までだからギリギリだ。できれば露天に入りたいが間に合うかな。浴衣に着替えて足早に。

 玉城の湯の入り口に着いた時には7時直前。さすがに入浴はあきらめて中だけ拝見。
 まだ数人の客が湯船に浸かっている。露天にも外国人っぽい数人がきもちよさそうに岩に寝そべっていたりする。ウラヤマシイ。もっと早く起きればよかった。

 昨夜は暗くてよく見えなかったが、たしかに内湯からの露天風呂の眺めはHPの写真の通りキレイ。入りたかった。残念。

 ならば「法師の湯」でリベンジだ。やっぱりサイコー!


 部屋に戻ると踏込みと次の間に数匹。さっきは気付かなかった。こんな短時間に君たちいったいどこから入ってきたんや!これで都合10匹くらいかな。秘策は鉄壁ではなかったとはいえ、講じていなかったらどうなっていたことやら。トホホ

 さて、7時半から朝食だ。早々に着替えて食事処へ。


ここを左に曲がって奥が食事処(再掲)

廊下の窓から朝の風景をパシャリ
今日も青空だ

昨夜の夕食と同じ席。向かいは窓。
写真撮ればよかったけど忘れた。
でも、料理はしっかりパシャリ。
朝食全景 おかず沢山

 朝風呂に入って、身体も心も絶好調。お腹ペコペコだ。うまい!でも、ごはんのお代わりは2杯にセーブできた(笑)。ごちそうさまでした。

 部屋に戻って室内巡視。今回はカメムシは出ていない。まぁ、もう十分だ。
 さて、時刻は8時を少し過ぎたところ。チェックアウトは10時半までだから時間はたっぷりある。この後どうしよう。もうひと風呂行くか、いかないか? ちょっと悩む。けど、遅くなって、あの細い道で日帰り入浴客の車や定期バスとかち合うのは避けたい。我が家に帰ってからの主夫業も待っている。帰りの長距離ドライブや渋滞の可能性を考えると早めに出発した方が賢明かも。ということで、名残惜しいけど帰り支度開始。

 ちょうど8時半にフロントでチェックアウト。愛車「流星号」に荷物を積んで、もう一度長寿館と周辺の紅葉の景色を楽しみながら少し散歩。朝の空気が清々しい。でもちょっと寒い。

 そういえば、来る途中の猿ヶ京温泉の付近に湖があったのを思い出した。来るときに道路の上からチラ見しただけだが、水の色と紅葉がきれいだった。ちょっと寄っていこうかな。
 流星号に戻って、ナビを自宅に設定。ちなみに寒暖計の気温は6度。寒いはずだ。お世話になりました。また来るよーっ!

 幸い対向車なしで幹道に合流できた。よかった(笑)。そこから10分ほど走ると「赤谷湖記念公園・相俣ダム」なる案内標識あり。曲がってみると、すぐに湖が見え、駐車場もある。その先はダムらしい。工事中で車は進入禁止になっている。

 ガランとした駐車場に止めて外に出てみる。オーっ。青い空に白い月(ちっちゃいけど)。紅葉で色付いた山と濃い緑の静かな湖面。なかなかいい眺めだ。向こうに猿ヶ京温泉(多分)の宿らしい白い建物も見える。


 ちょっとググってみたら、この赤谷湖は相俣ダム建造に伴ってできた人造湖。この場所には、かつて「笹の湯」や「湯島温泉」などがあったが、ダム建設により湖底に沈むことになり、湖岸に「猿ヶ京温泉」が造られたのだそう。

 へーっ!そんな経緯があったんだねー。そう思って湖面をみると、なんだか感慨深い。
 
以上、赤谷湖物語(完)

 車に戻ってドライブ再開。時刻は9時半ちょっと前。燃料計の走行可能距離を確認するとちょっと微妙な数字。念のため高速に乗る前に燃料は補給しておいた方がよさそうだ。高速のGSはビックリするくらい高いからね。
 たしか昨日来るときに寄った月夜野の道の駅に曲がる交差点に給油所があったはず。記憶の通りJAのセルフ給油所発見。これで我が家まで燃料の憂いなしだ。

 帰りは来た道を折り返すだけ。月夜野ICから関越道に乗って、鶴ヶ島JCTで圏央道、厚木で東名、最後に御殿場から新東名のコースだ。

 先は長い。こまめに休憩だ。まずは関越の赤城高原SA。写真だとわからないが結構大きくてオシャレっぽい雰囲気だ。店を覗いて奥方用の信玄餅などお土産ゲット。(時刻9時50分)


 続いて上里SA。ここでも「蒟蒻きなこ大福」っていうのが美味しそう。小箱に入っているのをお持ち帰り。(時刻10時45分)

 ここまで順調だったが、鶴ヶ島JCT手前に圏央道の渋滞の予告掲示が出ている。やっぱりか。どうもJCTから八王子の間が渋滞になっているようだ。なるほど合流がなかなか進まない。20分くらいかっかってやっと圏央道本線に入れた。

 そこからしばらくは止まらない程度に前進。やがていい感じに走り出した。よかった。ときどき小さな渋滞がありつつも関門の八王子を抜けた。9月の伊香保からの帰りの渋滞を思えば楽勝だ(笑)。とりあえず厚木まで行っちゃいたい。

 厚木PAに着いたのは12時半。悪くないペースだ。小腹が空いたので何か食べたい。


 前回(伊香保からの帰り)食べたホットドック屋には若いお兄ちゃんの待ち人数人。
待つのはイヤなので奥の店でホッカホカの「万珍楼の肉まん」ゲット。

 これは食べかけではないよ。美味しそうに撮ろうと割ってみたけど上手くいかなかっただけ(笑)。
(時刻12時40分)

 お腹も満足で運転再開。厚木からは東名。渋滞なく順調。複雑なJCTもないから安心して運転できる。そうなると思考が日常に戻ってくる。
 「今夜の夕ご飯はどうしようかなー」「スーパーで何か買い物しないといけないかなー」といった具合だ。
 ところが、「あっ!そういえば今日は奥方が休暇で家にいるんだったっけ」と今更ながら思い出す(笑)。
 「ということは、早く帰って洗濯の取り込みや夕飯の支度を心配する必要がなかったんだ」(小笑)。
 「じゃあ、長寿館のチェックアウトは10時半までだったから、もう1回くらい温泉に浸かってもよかったかもね⁉」(悔)。
 「でもまぁ、歳だから温泉浸かり過ぎて湯あたりでもしたら、その方が大変だ。しゃあないか」(大笑)。
 そんな能天気な脳内会議をしながらドライブは続く。

 高速の流れは順調。と思っていた矢先、渋滞が始まった。ゆっくりではあるが前には進んでいる。この先の大井松田と御殿場の間の右ルートが工事のため閉鎖されているらしい。坂道とカーブが連続する区間だからね。しゃあない。

 ちなみに大井松田ICからの車は強制的に左ルート。なので休日などは右ルートよりも渋滞が発生しやすいらしい。渋滞が予想されるときは右ルートが無難ってことだ。

 さて徐々に渋滞解消。こまめな休憩復活。次は鮎沢PAで休憩。左ルートにしかないPAだ。
 トイレを済ませて車に戻ると、駐車場の隅の方で上を見上げて写真を撮っている人たちが見える。ターゲットは真っ赤っかの紅葉のようだ。確かにキレイ。我も仲間に入ってパシャリ。(時刻13時40分)




 御殿場からは新東名。後はJCTなしの一直線だ。でも、まだ1時間以上かかる。疲れもたまってきてるはず。こまめな休憩は必須(くどい⁉)。

 ということで、最後の休憩は清水PAで。狭い方の入り口から。大谷選手がラフな格好で迎えてくれる。(時刻14時40分)


 今日はスーパーに寄り道する必要もなく、ICを出て我が家に直帰。お土産抱えて無事帰宅(時刻15時20分)。
 奥方はテレビ見てお寛ぎ中。出迎えは特になかった(笑)。


 以下、おまけ。
 今回の遠征のお土産のご披露。
 真ん中のは長寿館でゲット。右の信玄餅は静岡でも買えるけど奥方の好物らしいのでご機嫌取り用。左は蒟蒻大福。
 この他自分用のは地ビールと地酒など。今夜も楽しめそう💓




法師温泉 長寿館 (完)


<おまけのおまけ>
折角AIに描いてもらったけど出番がなかったので紹介


カメムシのジェミたん(左)とチャッティー(右)
それぞれAIのGeminiとChaGPTの作
ジェミたんの方はなんと足が8本。
Geminiに何度修正指示しても直らなかった(笑)
能力の限界らしい。
お絵描きはChatGPTに軍配かも⁉

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 無事帰宅。とりあえず、よかったよかった💓 
 クマとか、カメムシとかもあったけど、長寿館、いいところだったねー💓
 やっぱり、20番の部屋にしてよかったねー💝
 涼しいところだから、リピするなら初夏がよさそうだね。また20番にね💕


👀画像の引用は本文記載の通り
その他の画像は滞在時に撮影

2025/11/24

温泉ひとりたび日記 第10回「法師温泉 長寿館」2025.11. 11 - 12 (中編の2)

 こんにちは。ナッツとココです。今回も群馬みなかみの法師温泉「長寿館」の続きだよ。

 部屋も温泉も期待以上でよかったね💓

 でも、クマのあとは、カメムシ。秘策の効果あるといいね。寝ている間にカメムシが入ってきたらいやだよねー。そうなったら、もうあきらめて、悪臭出される前にガムテで捕獲するしかないけどね。頑張ってねー💖


 フォトギャラリーもみてね!

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法師温泉 「長寿館」 (中編の2)
~ 館内探索 本館・法隆殿・別館をめぐる ~

 20番を出て1階に降り、改めて館内探索開始。まずは玄関(参考に館内図も再掲)から。天井が高く、吹き抜けになっている。


 正面はこんな感じ。ドーンと中央に樹齢何百年かの大木(多分)を使ったテーブル(火鉢)が鎮座している。見上げると神棚と「長寿館」の名前入りの特製・特大ダルマさん。


 奥の棚には登録文化財のプレートがスポットライトで照らされ輝いている。その下の石の置物は、谷川岳とかをイメージしたものかな。

 玄関脇の下足置き場。こんななんでもないところにも情緒を感じてしまう。この宿のすべてがそんな感じだ。

 玄関から上がって右に少し進むとロビーがある。この辺りの床板は新しくリニューアルっぽい。


 壁には登録文化財の証書が額に飾られている。本館、別館、法師の湯の3枚。プレートは玄関で輝いていた。他の宿でもプレートは飾られていることが多いけど、紙のは初めて見た。この宿ではそれだけ歴史ある文化財の建物を守ることに誇りを持っているってことなんだろうね。素晴らしいことだと思う。

ロビーの向かいは売店&カフェ(再掲)


 ロビーと売店の間の廊下を奥に進んだ突き当りは3つのお風呂の交差点だ(再掲)。



ここで回れ右して玄関広間の方に戻る。

 玄関を上がったすぐ左側に囲炉裏の部屋がある。タイミングが良ければお茶をいただける。この時はちょうどイケメンお兄さんがお茶を淹れてくれた。よいお手前で。抹茶じゃないけどね。おいしい。お茶菓子(煎餅)もゲット。

囲炉裏端に座って玄関広間をみるとこんな感じ

折角なので動画も撮ってみた


 お茶を淹れてくれているときの録画だから期せず鉄瓶のふたの音も収録。睡眠アプリの動画みたいには撮れなかった(笑)。

 揺れ動く囲炉裏の火を見ていると心が和む。見飽きない。パチパチという音もいい。お茶をすすりながら何も考えず、しばしボーっ。

 けど、隣の若いお兄ちゃんが静寂を破り煎餅をボリボリ食べだした。しゃあない。探索を再開しよう。ごちそうさまでした。

 では、法隆殿の方に行ってみようかな。囲炉裏部屋を出て玄関広間を横切り、別館・薫山荘へ続く廊下を少し進むと、左の壁にかの有名なポスター。長寿館と言えばこれだ。

 脇(WiFiの案内の下)には当時の記事も(写真はちょっと切れちゃった)。


本館2階への階段の手前の電話 現役らしい



 階段を上って本館2階に到着。左側の廊下(写真)の奥が我が20番の部屋。廊下の天井もステキ。「文化遺産を守るの会」の提灯がチラリと見える。

 玄関や風呂場には「秘湯を守る会」の提灯が吊るされていた。ちなみにこの長寿館は、温泉好きにはお馴染みの「秘湯を守る会」にはもちろん、「源泉湯宿を守る会」と「文化遺産を守る会」の3つすべての会員になっている。

 これらは元は朝日旅行(会)の主宰だったようだが、今は「温泉文化を守る会」っていうグループをつくって、3つの会が足並みをそろえているらしい。

 グループの公式HPによると3つすべてに加盟している宿は3軒のみ(ヒマだったので数えてみた(笑))。長寿館はそれだけこうした活動にも力をいれてるってことかな。

 我もこれらの会のサイトから予約して「スタンプラリー」に参戦したいところだけど、それだと自分の泊まりたい部屋を指定できなかったりする。そうなると我の旅のテーマ「文化財にとまりたい。」の趣旨に合わなくなってしまう。ってことで、予約媒体はともかく、「宿泊すること自体が宿への応援」なので、それはそれでしゃあないのだ(笑)。

本館2階に上がった右側には共同トイレ。
こっち側の天井には組子の装飾。おしゃれ(写真左)。

法隆殿へは正面の階段を上がって渡り廊下を進む(写真右。再掲)。





 途中の渡り廊下の窓から20番(左)と玄関(右)を臨む。外はまだ少し明るいが、そろそろ夕暮れの時間。室内の照明で窓がオレンジ色に浮かび、昼間とは趣が一変。キレイだ。


渡り廊下を渡り終えて法隆殿に到着。

法隆殿の2階廊下窓から玄関を臨む。
やっぱりイイねー

法隆殿は以上で終わり。渡り廊下を戻って本館2階へ。

本館2階の廊下脇の窓から「長寿の湯」(左)。
法師川の向こうには別館も見える(右)。

  階段を下りて1階へ。別館・薫山荘への廊下を進む。なかなか長い。

 廊下を渡り終えて、左に行くと薫山荘、右が別館。まずは文化財になっている別館1階の廊下(左)を奥へ。突き当りで2階へ上がって廊下(右)を薫山荘側に戻る。

1階へ下りて別館を一回り終了。
薫山荘の探索はパスして
玄関方向へ廊下を戻る

 この渡り廊下は法師川に架かる橋でもある。途中の窓から法師川を見下ろせる。右の建物は長寿の湯と本館だ。

 以上で館内探索は終了だ。時刻は17時半。夕食は18時だからそれまでゲームのルーチンを済ませておこう。

 そんなことを考えながら踏込みから次の間に入ろうとしたところ、アリャリャっ! なんか、茶色の小さな虫が畳の上をゴソゴソと這っているではないか。見るからにカメムシだ。とりあえずガムテをちぎってペタン。悪臭に汚染される前にビニール袋に収監。

 ウーン、早速おいでなさったか。まだ一匹だが、これで秘策の鉄壁効果は期待できなくなった。最初で最後の一匹であることを祈るけど、まぁ、それは無理かな。ある程度は敵襲を覚悟する必要がありそうだ。やれることはやっての結果だから、しゃあないのだ。でも、ちょっとショック。

 気を取り直して、iPadを開きしばしゲームに集中。17時50分にセットしていたスマホのアラームが鳴動。お楽しみの夕食だーッ!

 食事は1階の食事処へ出向く。すでに賑わっている。
 大きな広間だが、泊まっている棟ごとに席が決まっているようだ。
 隣の席との間には特に仕切りなどはない。  
 写真は顔が写らないようこっそり撮影(盗撮⁉笑)。

 こういう広間の場合、お一人様は不遇の席に割り当てられることも多いのだが、今回は窓際の椅子席に案内してもらえた。といっても、もう暗くて外は見えないけど、疎外感がない席だ。よかった。

  席につくと仲居さんが料理の説明をしてくれる。最初に客室に案内してくれた年配の仲居さんだ。

 料理の上の紙の覆いを取るとテーブルには既にこんな感じ(写真)で数品が並んでいる。早速火をつけてもらってスタート。

 でもその前にお酒。部屋でメニューを確認して決定済み。法師温泉限定の地酒「秋月(しゅうげつ)」だ。熱燗を所望した。

 料理は地産地消の食材で板さん拘りの逸品。特に先付けの味噌豆腐は美味しく感じた。その他も美味しいに決まっているけどね。


 地酒も料理によく合う。この時期、熱燗にしたのは正解だ。早々にお代わりをいただく。中身は同じだけど徳利の色を変えてくれた。

 しばらくすると、もう1本配達。あれっ。頼んでいないんだけど。その旨を年配の仲居さんに告げると「じゃあ、あの人(別の仲居さん)間違えたのね。注文の本数には入ってないはずだから飲んじゃって。」とのこと。それじゃあ、遠慮なくいただきます。ラッキー!
(三本目も青徳利)


 料理も完食、お酒も残高なし。満足。ごちそうさまでした。


                つづく

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 館内探索はよかったけど、やっぱりカメムシでちゃったね。まぁ、しょうがないよね💘
 まだ一匹だし。最初で最後ならいいんだけどね。
   でも、美味しい夕食とお酒を満喫したから、元気出たかな💓 

👀画像の引用は本文記載の通り
その他の画像は滞在時に撮影




 

温泉かぞくたび日記 伊良湖温泉 和味の宿「角上楼」2026.1. 23 - 24 (中編)

 こんにちは。ナッツとココで~す💕  今回も 伊良湖温泉「角上楼」の続き。  いよいよ宿の中に入れるね。ちなみにこの界隈は昔は花街、いわゆる遊郭街だったんだって。  もちろん今は住宅街の中って感じで、そんな雰囲気はまったくないけど、この角上楼や井筒楼はその遊郭文化を色濃く残した...