2025/06/29

温泉ふたりたび日記 「粟津温泉」2025.6.20-21 (後編)

 

 こんにちは。ナッツとココです。今回も奥方様との粟津温泉 北陸最古の宿「法師」のつづきだよ。多分今回で完結。

 夕食の料理も、お酒も満喫。理想的な早寝早起き。快食快眠で朝から快調みたいだね💕
 残るは朝風呂と朝食。さらに帰りの寄り道。30年ぶりの二人旅。 ケンカしないで楽しんでね、ご主人💞

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温泉ふたり旅 

粟津温泉(後編)


 
今回も独泉を期待したが先客が数人。早朝とは言え、もう6時近い。まあそうだよね。
 浴槽は独り占めならずとも十分すぎる広さ。やっぱり朝一で入る風呂はいい。眠っていた身体が徐々に目を覚ましていくような感じだ。
 最近の定番のハマショー(浜田省吾)をメドレーで数曲、小声で熱唱し終えたところで露天へ。

 露天には先客が一人。浴槽中央に中腰で打たせ湯をしていたが気を使ってか中断して浸かりなおしてくれた。日本人の美徳か。心の中で「恐縮です」と感謝申し上げた。

 広い風呂もいいが、こじんまりとしていても露天の開放感は別格。

 見上げれば青空。早朝の空気は涼しく、顔に当たるそよ風が気持ちいい。先客がいなかったら、浅いところで寝湯を試みたいところ。しばらく経ったが、先客は湯船に入ったり、出たりを繰り返している。出ていく様子はない。しゃあない、寝湯は断念。

 折角だから昨日入っていないサウナに行こう。露天から上がって内湯に向かう途中で振り返ると先客は打たせ湯を再開している。そういうことか。心の中で「お待たせしました」と申し上げた。

 サウナは特別な特徴はなく普通の造り。他に客はなく独占。よく覚えていないが習慣で2曲くらい歌ったような。
 サウナは頑張り過ぎないのが肝心。数分汗を流して終了。昨日の最初の一歩の冷たさを思い出して水風呂はパス。仕上げはシャワーだけにしておいた。

 朝風呂を満喫して部屋に戻る。奥方は起きていて、コーヒーを淹れていた。いい香りだ。コーヒーは出来上がっているようだが、奥方は身支度をしていてまだ飲む気配がない。飲みたそうな気配を察知したのか、「それ、飲んでいいよ」との女神のような声。さっそくいただく。うまい。宿のカプセル式コーヒーマシン。いい仕事してる。


 時刻は7時ちょっと過ぎたところ。朝食は8時だからまだ時間がある。ベッドルームの窓を開けると朝からサギ集団が賑やかだ。「散歩がてらちょっと見に行って来る」と奥方に告げ、昨夕と同じように総湯の方へ。

 早朝で周りが静かということもあるが、鳴き声が一段と大きく聞こえる。動きもせわしく、昨日より上空を飛んでいる数も多い感じ。写真だけでなく、ビデオも撮ってみた。

 サギ集団に気を取られていて忘れていたが「あわづ温泉 総湯」の建物も趣があっていい感じだ。



 部屋に戻ってiPadで帰りの寄り道(観光)を検索。いくつかのサイトをサーフィンして、結局宿のHPでも紹介している「大王寺」と「ハニべ巌窟院」に仮決定。

 そろそろ8時。朝食の時間。奥方も準備よさそう。食事処は昨日と同じ「泰澄」。 案内してくれたのも同じ仲居さん。笑顔がさわやか。

 暖簾をくぐるとテーブルには料理が並べられている。添えられたイラスト通りだ。
 焼き魚は小さいけどノドグロと笹カレイの開き。贅沢。味噌汁も鍋で温かい。

 その他の小鉢も食欲をそそる。自分はもちろん、奥方も3杯おかわり。ついに用意してくれたお櫃のごはんを二人で食べきってしまった。
完食。ごちそうさまでした。

 帰る途中でフロントに寄って支払いを済ましておく。部屋に戻って、帰りの寄り道を奥方に提案。OKの返事。帰宅時間を考慮してチェックアウトを9時にする。ならば、ぼちぼち帰り支度。ほどなく奥方も帰る準備完了。支払いは済んでいるからフロントも鍵を返すだけ。お世話になりました。

 駐車場に近づくとサギ集団が相変わらず喧しい。車に乗り込んで「大王寺」の所在地を入力。HPによると宿の近くのはずだ。ナビの案内で発信。何のことはない通りを2本ほど挟んだだけ。すぐに到着。ところが車を止めるところがない。困った。しゃあない。宿の駐車場に戻って徒歩で出直すか。すでに狭い路地に車の頭を入れてしまっている。Uターンは不可だ。バックしかない。
 
 ”ドシン” あっ! 
やってもうた‼ バックモニタもセンサーもあるのに。相手は大王寺の石柱の台座(コンクリ―ト)様。幸い台座には傷跡ひとつなさそう。よかった。台座様の出っ張りは死角だった。当方の車のバンパーも気づかない程度の跡。神の御加護か。奥方は笑ってる。まあ、しゃあない。

 宿の駐車場に車を止めて、再スタート。歩いていくと参道ではなさそうだが寺の境内まで最短っぽいルート発見。暑いので可能な限り楽な方がいい。それでも境内までの坂道はそれなりに。駐車場からのんびり歩いて10分とかからず大王寺の境内に到着。

 大王寺は泰澄大師が粟津温泉を開いたことに由来する寺とのこと。いわば粟津温泉の守り神。そう考えると境内周りや参道の石段に雑草が茂り始めているのは残念。でも、この時期だからしゃあないか。

 石柱にぶつけたお詫びも兼ねて参拝。もちろんお賽銭も。帰りは本来の参道の石段を下って件の石柱へ。振り返って見上げると草木が生い茂った山寺の風情。むしろ、それはそれで悪くないかも


 駐車場に戻って、次のハニべ巌窟院に向かう。
 10分ほど走ったところで、「こまつ木場潟」なる道の駅の標識発見。奥方が寄りたそうな素振り。御意。
 駐車場も店内もなかなかの人混み。多くは地元の人たちの様子。ってことはいいものを売ってる店ってことだ。珍しい野菜などを少し購入。

 ハニべまではそこから20分程度。途中ナビの案内で山道に入りかけたところ、奥方から「『この先ハニべではありません』って書いてあるよ」との指摘。確かにその旨の小さな看板。しゃあない。来た道を少し戻って、見当をつけた方向に車を走らすこと数分。ハニべ巌窟院のシンボル、仏像発見。「ハニべ前」なるバス停もある。位置関係から推測するに、ナビが案内したのはどうやら関係者専用の裏口と思われる

 駐車場で車を降りて、正面から見る仏像は正に大仏様。大きい。肩から上の像だけど高さ15m。なんと鎌倉の大仏様(
13.35m)より高いではないか。
       
 入口で入場料一人800円也を払って入場。小高い山(丘)を登った先の洞窟が地獄めぐりになっているそう。途中にも水子供養や神仏にまつわる像がいたるところに配置されている。


 洞窟の手前に朽ちたような家屋。アトリエだったのかも。さらに進んで洞窟入り口には二体の仁王像。なかなかの迫力。穴の中からの冷気が気持ちいい。天然クーラーだ。洞窟は意外と広く、ぐるりと一周するとかなりの延長。洞窟を出て山頂には釈迦涅槃像もあるらしいが、年配者にはお勧めしないコースらしいので忠告に従った。


 展示されている像は仏像以外にも多様。閻魔様や血の池地獄などの鬼もいて、なるほど、ちゃんと地獄めぐりにもなっている。


 リーフレットにもあるとおり、彫塑家だった初代及び二代目の院長の作品を石切り場の跡(洞窟)を利用して展示して(祀って)いるとのこと。


 あとから駐車場の説明書で知ったことだが、このハニべ巌窟院は日本遺産(小松  石の物語)の構成施設であるそう。

 また、近くには同じく日本遺産になっている石切り場跡や神社もあるらしい。ならば、ちょっと見ていきたい。奥方も異存なさそう。
その前に、駐車場の売店でアイス最中シェアして一休み。来た時には我が車含めて2台しかなかったが、駐車場の車が随分増えている。土曜日の昼前だからね。そのくらいのお客さんがなきゃね。

 アイスを食べ終えて、日本遺産の案内表示に従い進む。最初に「若宮八幡神社」。鳥居や石馬など地元石材の石造物が多く奉納されているらしい。



 続いて石切り場に行きたいのだが、案内が不明。やむなく目に入った地元の方に尋ねるも、聞いたことはあるという程度。多分あのあたりという不安な案内を頼りにキョロキョロ。なんとか見つけました。日本遺産の看板。草がかかって日の丸が見えないけど「石切場跡」の表示はしっかりと読める。

 でも一般家屋の裏の土手
。手前は畑。入り口がない。これがそうなのか。本当にこれか。近くで草取りをしていた方に尋ねると、多分だが、そうらしい。草に覆われた格子のコンクリートブロックしか見えない。おそらく崩落防止のブロックだろう。
 しゃあない。暑いし、ここまでにしよう。奥方が意外にも文句ひとつ言わないのが不思議だが、機嫌が悪くなければそれが一番。

 さて、後は帰るだけ。小松ICから高速に乗ってひたすら走る。朝たくさん食べたから腹は減ってない。奥方もその様。昼食はスキップだ。でもお土産とトイレ休憩はマスト。


 南条SAで羽二重餅や焼きサバ寿司などお土産沢山ゲット。ついでに奥方ご機嫌で運転交代。養老SAでトイレ休憩して運転再交代。最後に給油を兼ねて岡崎SA。道中用のカップコーヒー(モカ)を仕入れて我が家に17時着。ケンカもなく30年ぶりの二人旅、無事に完(笑)。

 (完)

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 今回お世話になった宿「法師」でも、能登半島沖地震で被害を受けた施設の改修工事をこの夏から始めるそう。ニュースでは能登の復興が遅れているとも聞く。この場を借りて被災された方々へ謹んでお見舞い申し上げるとともに早期の復興を祈念する。

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 ナッツとココです。
 30年ぶりの二人旅。今回で日記も無事に完結。奥方様もご主人もそれぞれに満足した旅になったようでよかったね💞
 奥方様との二人旅はしばらくなさそうだけど、次は息子さんと二人旅なんだよね。  
 なんと国指定の重要文化財の宿「箱根 萬翆楼福住」。
 泊まれる重要文化財って他には東京の「ステーションホテル」だけなんだって。 
 それは楽しみだね。息子さんとサシで飲むのもね💓
 

             



2025/06/28

温泉ふたりたび日記 「粟津温泉」2025.6.20-21 (中編)

 

 こんにちは。ナッツとココです。今回は奥方様との二人旅 粟津温泉 北陸最古の宿「法師」のつづきだよ。
 宿の門構えや客室も期待した通りでよかったね。お風呂も独泉して歌えたしね。
 これから宿の施設内の探検と中庭を見に二人で散策なんだって。

 外はまだちょっと暑いみたいだけど、ご主人はそんなに感じてない様子。水風呂に入って身体冷やしてたからね。今はちょうどよくても、はしゃぎすぎて風邪ひかないようにね、ご主人💕


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温泉ふたり旅 

「粟津温泉(中編)

 まずは館内の探索。法師の建物は中庭(日本庭園)を囲んで宿泊棟が四棟。各棟の渡り廊下を含めると総延長はかなりある。四館うち、最も古いのが今回の旅の目的「新春の館(玄関棟)」。国登録有形文化財だ。木造2階建て。1階は玄関・フロント・ロビー・ラウンジ。客室も一つある。2階には客室が4部屋。他にも客室があるようだが今は使っていないらしい。



 新春の館1階ロビーに降りて廊下を反時計回りに歩くと「春の館」、「夏の館」、「秋の館」で元に戻って一巡り。宿全体の客室数は60部屋。「夏の館」は湯治棟の扱いになっていて、1階に大浴場のほか九谷焼の店やドリンクバー、休憩室などがある。

 ちなみに、ネットで予約した時に感じたのだけど、この宿の料金体系はかなりリーズナブルだと思う。さすがに貴賓室扱いの延命閣や温泉風呂付の特別室などはそれなりの料金だが、部屋や料理に拘らずに、基本的な一泊二食ならかなり財布に優しい。中でも「夏の館」は湯治客向けに、さらにお得な宿泊プランがある。

 今回の宿泊は文化財棟の部屋指定でありながら、今までで最もコスパいいかもしれない(笑)。まあ、おひとり様じゃなくて、二人一部屋ってこともあるから単純に比較できないけどね。

 料金の話はそこまで。散策に戻る。秋の館はちょっと離れて建っているため渡り廊下が結構長い。その廊下の途中に庭園への出入り口がある。庭用の草履に履き替えて中庭へ。


 一歩外に出て目に入ってくるのが緑。土も石も木々の幹も緑の苔に覆われている。正に苔の庭だ。殊に石灯籠の傘や築山には感銘。椎の巨木や赤松などの高木が木陰を作り、池の鯉も涼し気。実際、気温は高めのはずなのに暑さを感じない。


 

 離れの「延命閣」は庭園の中ほどに佇んでいる。宮大工による総檜の御殿造。もちろん国登録有形文化財だ。今回は室内を拝見する機会がなかったが、宿のHPによれば色壁や漆、金箔をつかった内装で、加賀らしい華やかな空間だとのこと。貴賓室扱いになっており、これまでに皇族や各界の名士も宿泊されたのだそう。


 延命閣側から池を挟んで「新春の館」の泊まっている部屋の窓(2階の障子窓が開いている部屋)がよく見える。角部屋で、なかなか好位置にある部屋だと実感。満足(笑)。写真もたくさん撮れてさらに満足。散策終了。

 時計を見るとそろそろ17時。奥方は夕食前に風呂に入ってくるそう。部屋に戻って奥方を見送り、冷やしておいたビタリストをゴクゴク。iPadでゲームを少し。なんとなくベッドルームの方を見ると、明るかったベッドルームが日陰になったようだ。

 外を見てみようと障子とガラス窓を開ける。日が大分傾いて、隣接する施設(何だかわからない)の向こう(多分、駐車場や総湯のある方角)の山の木に隠れて木漏れ日状態。かなり涼しく感じる。よく見ると木の梢に無数の白っぽい斑点。何だろう。さらに目を凝らして、ビックリ。動いている。鳥だ。100メートくらい離れても区別できる程度に大きい鳥。首が長い。となるとシラサギか。どうやら、それがコロニーを作っているようだ。窓を閉めているときは聞こえなかったが、鳴き声もよく聞こえる。宿に着いて玄関前で写真撮っている時には気づかなかった。スマホを見直してみるとしっかり写っているではないか(笑)。

 iPadでちょっとググってみる。そこでまたビックリ。なんと姫路城のある姫路市でもサギ集団の被害(騒音やフン)を受けているとの記事。サギは町のシンボルということで対策に難儀しているらしい。なんとも皮肉なことだ。(画像引用元:FNNプライムオンライン)

 いわずもがなだけど、世界遺産の姫路城。その優美な姿から別名白鷺城とも呼ばれている。確かに水辺に数羽くらいなら白くて大きくてきれいな鳥ってイメージ。でもこの数(少なくとも100羽)となると優美さとは程遠い。野生の生物との共存はかくも難しいものであるか。後からフロントにも確認してみよう。

 そうこうする間に奥方の御帰還。食事時間が近づいていることもあって、風呂は空いてよかったとのこと。それは、よかった、よかった。窓を開けて奥方にもシラサギのコロニー発見を報告。あまり興味がなさそうで、ちょっと残念。

 さて、そろそろ我々も夕食の時間。夕食の場所は夏の館の4階だ。ちかくのエレベーターで上がれば4階にも連絡路があって食事処に繋がっている。

 食事処の名前は「泰澄」。粟津温泉を開いた大師の名前だそう。宿泊の部屋ごとに半個室のテーブル席。それぞれの出入り口に色違いの暖簾をかけて見栄えよく目隠しにしている。

 案内してくれるのは若い仲居さん。外国の方のようだが日本語がうまい。料理の説明では、さすがに所々に不鮮明な言葉。それも愛嬌だ。しっかり、お品書きとは別に料理の説明書きも用意してくれている。

 料理は「加賀会席」というコース。予約時の説明ではこの宿の基本会席メニューとのこと。お酒は宿の創業1300年記念のオリジナル地酒(純米)の甘口・辛口の2種のみ比べを所望。各150mlずつで計300ml。なかなかお得なセットだ。奥方は生ビール。乾杯。



 基本の会席料理とは言え、前菜からデザートまで味はもちろん、目と香でも十分楽しませていただいた。量も十分だったが、折角なので、宿のお勧めのノドグロの姿焼きを追加した。脂がのって絶品。完食。ごちそうさまでした。二人とも大満足。

 部屋に戻る前に、宿の夜景を撮りたくて玄関から外へ。時刻は19時半。まだ期待していた暗さにはなっておらず、空もほんのり青い。いわゆる薄暮って感じだ。まあ、それはそれで絵になる。そもそも被写体(宿の正面)がいいのだから、いつ撮ってもいいんだろうなぁ。


 
 あっちから、こっちからと何枚か撮ったところで、気になるサギ集団の様子を見に総湯の方に向かってみる。
 近づくと、鳴き声が一層うるさい。騒音と言われてもしゃあないレベル。サギ集団の白い斑点はちょうど総湯の屋根の真上の方。背景が黒に近い色だから薄暮でもよく見える。


 宿に戻ってフロントのお兄さんに聞いたところ、やはり鳥の正体はシラサギ。8月ころまで賑やからしい。宿としては建物の中までは鳴き声は聞こえないから問題なしってところだろうか。

 フロントから秋の館に向かう手前にお土産の売店がある。部屋で飲むお酒を何か買いたい。
 店を覗いてみると棚に色々並んでいる。さっき飲んだオリジナル地酒もある。
 そういえば夕食のドリンクメニューに地ビールが見当たらなかった。見回すと冷蔵棚の中に缶ビールっぽいやつが見える。ありました。「金沢百万石BEER」。
黒・赤・緑のラベル3種類。土産もかねて購入。
(画像の一番左は持ち込みのビタリスト)

 早速部屋に帰って、まずは黒のダークエールをグラスに注いで一口。苦味がほどよく、なかなかいい風味。ビールを楽しみながらiPadを開いて今日のゲームの仕上げ。奥方はテレビを見ている。

 ゲームを仕上げたタイミングで睡魔がやってきた。ベッドルームに移って横になる。宿の説明ではシモンズ製のベッドだとか。いい寝心地。ちなみに我が家のベッドはマットではなく畳のやつ。当然スプリングなんぞはない。まあ、それはそれで健康(特に腰)にはいいのだけれど。室温も快適。ほぼ一瞬で意識がなくなった。

 翌朝目覚めて、スマホの睡眠アプリで確認すると入眠は21時19分、起床5時25分という記録。模範的な早寝早起きだ。睡眠時間約8時間。睡眠の質のスコアは87点。めったに出ない高得点。

 奥方は昨夜何時に寝たか分からないが爆睡中。起こしちゃ悪いから、静かに朝風呂へ。



 つづく

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 シラサギのコロニーだなんて、予想もしないビックリ遭遇だね。
 それはともかく、料理もお酒も満喫で、奥方の機嫌も上々。
 よかったね、ご主人💖
 この後は朝食と帰りの寄り道。帰宅まで機嫌損ねないようにしなくっちゃね💞
 

             

温泉ふたりたび日記 「箱根湯本 萬翠楼 福住」2025.7. 6 - 7 (後編)

    こんにちは。ナッツとココです。 いよいよオーラスの萬翆楼見学だね。  通常は15号室のみの見学だそうだけど、今回は宿の予約の時から文化財や建築に興味があるって要望していたから、その熱心さに応えて25号室と35号室も特別に案内してくれるんだって。  よかった ね、 ご主人...