2025/10/28

温泉ふたりたび日記 「信州上田 別所温泉 旅館花屋」2025.10. 17 - 18 (中編)

 こんにちは。ナッツとココです。今回は信州上田の続きだよ。

 上田城も生島足島神社もなかなか見ごたえがあってよかったんじゃない。

 さあ、いよいよ別所温泉の「花屋」だね。「15番」の部屋はどうかな。期待が高まるね💕 

 フォトギャラリーもみてね!


 * * *    * * *  

信州上田 別所温泉 旅館「花屋」 (中編)


 生島足島神社から別所温泉「花屋」までは約10分。ほどなく別所温泉の案内看板が見えてきた。別所温泉駅前も通過。駅を過ぎたら分岐を左に曲がるハズなのは宿のHPで見た記憶がある。

 ところが奥方のナビの指示はそのまま直進だ。この先の道は不明だし、遠回りは必至。運転手としては宿のHPに出ていた道を行った方が安心。奥方のGOサインを却下してUターン。「花屋」への道を再検索してもらって無事到着。ちょうど15時だ。よかった。

 公道から「はなや橋」を渡って旅館の敷地へ
(これは後から撮ったもの)
こんな感じで徐行前進。
オー
ウォー

ワオー
お城だー

玄関は築山で見えない
ように配置されている

 車は築山をぐるりと時計回りに玄関につける。すぐに宿のスタッフが出て来てくれて、奥方の荷物を持ってくれる。
 車は鍵を預けて駐車はお任せ。バレーサービスでありがたい。我の荷物は自分で抱えて玄関へ。

ちなみに、駐車場側(築山の脇)から
見るとこんな感じ
テンション上がる


玄関も期待できそうな構え
提灯がいい

玄関へ

左奥がフロント



壁に「国登録有形文化財」のプレート

玄関を上がった正面のロビーで
緑茶をいただきながらチェックイン
確かに大正ロマンの香


窓から

レトロなシャンデリアがステキ

一息ついたら部屋へ
仲居さんに案内されて進む

この渡り廊下を越えてすぐ左
本館1階の「15番」へ
(今回は予約で部屋指定)


館内図

本間8畳

 期待通りの落ち着いたいい感じの部屋だ。座卓の席に座ると、仲居のおねえさんが居住まいを正し、「いらっしゃいませ」と三つ指をついて丁寧なご挨拶。
 こちらこそ、お世話になります。ちょっと、恐縮(笑)

 おねえさんが口上を終えて退室したところで、しばし部屋の造作・意匠の鑑賞タイム。
 室内を歩き回って、床の間や障子の組子、天井に目を凝らしながらウーンとかへーっ、などと唸って感心する。

 ド素人でまったくの知ったかぶりだけど、いいものはいいのだ。これがリニューアルされていない文化財の部屋に泊まる醍醐味なのだ。

 ちなみに文化財の宿と言っても、いろいろある。特に登録有形文化財の場合は、使いながら保存することを趣旨としている。
 文化財に値する建物の構造に手を付けなければ、内装等のリニューアルは自由度が高いのだ。まぁ、経営者目線では使えなければ意味がないからやむを得ないことだろう。

 だから文化財の宿を謳っていても、建物内(特に室内)はその風情に触れられない宿も多いのだ。その意味で昔のまんまの室内っていうのは非常に貴重。造作・意匠に優れた部屋は更に貴重。そんな部屋に泊まれるってことは最高に幸せなのだ。

 今回のこの部屋「花屋の15番」は正にそれ。シアワセ!
 奥方もそれなりに興味があるようで、一緒にスマホでパシャリパシャリしている。


さて、室内の実況。
本間はこれぞ書院造って感じ
床の間はもちろん、床柱を
挟んで戸棚、違い棚もリッパ
使っている材も高級そう

この床柱は樹齢300年の楓だそう
触った感じはコンクリートのよう

 戸棚と違い棚も綺麗に組んでいる。

 テレビはないほうがいいんだけど、奥方はテレビ好きだからしゃあない。
 小型で控えめってことは高評価。他の宿も見習ってほしい(笑)
 せめて見ないときは、部屋に相応しい布などで覆い隠せるようにするとかね。

電話は懐かしい黒のダイヤル電話
フロント専用で使える

欄間もさすがの意匠


障子の組子細工 繊細で綺麗

本間天井の照明

富士屋ホテルの旧御用邸で見たのに似てる


次の間(6畳)

次の間から本間を臨む(温泉行ってから撮った)

広縁(踏込み側から)
奥に洗面 右に曲がるとトイレ
窓からは絶景とまでは言えないが、庭や渡り廊下が臨める


左奥がトイレ(洗面側から)

お茶請けのお菓子
(1,2個食べた後)


 部屋の造りに満足したところで、次は温泉だ。この宿の温泉は内湯の大浴場が二つ。大理石風呂、若草風呂。男女入れ替え式。それから、露天風呂が男女別に一つずつ。3つ入れば完湯。

 時刻は15時半前。この時間で男が入れるのは大理石と露天だ。
 奥方はビールを飲み始めている。風呂は後からにするそう。我も飲みたいが、のんびりしてしまうと折角の独泉の機会を失う恐れもある。ここは風呂優先だ。

 浴衣に着替えて、まずは大理石風呂へ。さっき仲居さんに案内されて渡ってきた渡り橋を戻ると正面が大理石風呂。


オッ 鏡に浴衣姿のいい男

入口は左右2か所あるけど、
どっちから入ってもお同じ。
中の脱衣場はつながってるのだ。


脱衣場にだれもいない。




浴室に入っている気配もなし。
よーし、独泉確定だ。


写真がヘタクソでわかりにくいが
浴槽が三つある。
三つの浴槽はこんな感じに並んでる。

 浴室の中央に40,50センチの高さの仕切りがあって脱衣場から入ってくると左右(浴槽が二つの方と一つの方)に分かれている。


 仕切りは微妙な高さなので足の短い方は跨いで移動するのは大変かも。ちなみに昔はその仕切りで男女に分かれていたらしい。入り口が二つあるのもその名残り(多分)。ただし目隠しにはならないから双方丸見え。半混浴だ(笑)

宿でいただいたパンフに
昔の写真が載っていたので借用。
こんな感じだったらしい。

三つ浴槽があるけど、
湯温が違ったりするわけではない
でも視点が変われば
見える景色も変わるので楽しい

もちろん、移動は仕切りを跨いで。

それぞれの浴槽で2曲ぐらいずつ熱唱

浴槽も床も大理石の板の色に変化があってキレイ

白い天井と青味がかった窓もキレイ




ステンドガラスもキレイ

どこを撮ってるんだかわからない写真ばかりで恐縮

以上、大理石風呂。続いて露天だ‼

 再度渡橋を戻り、
我が15番の部屋を通り越して、
突き当たりの若草風呂の
手前までズイと進む。

左の扉を開けて外へ。

露天風呂への通路が続いている。

なかなか思わせぶりな距離

 途中で5,6人の女性グループに遭遇。会釈するも、先頭の方が、「今は女性の時間ですよ。」とびっくり発言。エーッ ⁉ 男女別のハズなんだけど。
 すかさず、別の方が「ごめんなさい。この人勘違いしてるだけだから。大丈夫ですよ。男風呂に入れますよ。」と訂正してくれた。

 よかったー。チカン扱いされるかとビビッちゃった。
 ワッハッハ! 
 双方声を出して笑いあって円満解決。

 冷や汗から立ち直ったところで、さらに階段を下る。

見えてきた。青と赤の暖簾。

ちゃんと青の暖簾であることを確認。

中にも「殿方専用」とある。
これなら安心。

脱衣場から外を臨む

だれもいない
こっちも独泉だ。

いい感じの岩風呂


奥から脱衣場側を臨む
オレンジがかった照明が
雰囲気を出してくれてる


 大声で歌いたいところだが、女湯の方から話し声がする。止めておいた方がよさそうだ。
大理石風呂で十分ガナったので、ここは小声でガマン。

湯から出たり入ったりすること数回
湯にも歌にも満足。

足取り軽く来た道を戻る。

時刻は16時半。部屋に戻ったらビールだ。

 部屋の踏込みから入って襖を開けると、広縁で奥方が寛いでビールの続きをやっている。
 風呂はもう行ってきたとのこと。それはお早いお帰りで。我も向かいに座って青鬼で乾杯。時刻は16時半。

 ちなみに奥方は、たとえ温泉宿に異なる湯船があっても、風呂は一度入れば十分な人らしい。今回も若草風呂に一回入っただけだった。露天にも大理石にも入っていない。

 温泉好きから見れば、なんとももったいないと感じるが、まぁ、人それぞれだからね。
我の趣味に付き合って一緒に来てくれるだけでアリガタヤだ(笑)

(写真の頭は奥方)

 奥方がテレビの前に移動して、いつもの動物ものとかを見始めた。我はもう一度部屋を一巡して、「やっぱりイイねー」とか一人で頷きながら同じような写真を何枚もパシャリ。

 ついでに部屋の外の廊下に出て近場をちょっと探検。

15番の部屋の向かいの図書室

ロビー隣の喫茶室


写真撮らなかったけど雰囲気のいい喫煙室もある

これは敷地内の離れ(客室)等を
四方八方につなぐ渡り廊下

酔っぱらうと迷子に注意だ


渡り廊下脇の水車小屋

なかなかの迫力で回っている
ちょっと動画も撮ってみた



渡り廊下の下の池 
覗くと鯉が大きな口を開けて
集まってくる

渡り廊下から庭を眺めるとこんな感じ


 宿のお客さん(今日もほぼ満室らしい)も増えてきた。廊下をウロウロするのも憚れる。18時の夕食まで部屋に戻ってiPadでゲームのルーチンの仕上げでもしょう。

 遅刻防止用に設定しておいたスマホのアラームが鳴る。夕食の時間だ。この時期の宿の料理には土瓶蒸しなどの秋の味覚の王者「松茸」料理が数種類定番でついている。でも「焼き」はついてない。実は恥ずかしながら我も奥方も「焼き」は食べたことがない。「松茸づくし」ってコースもあったけどちょっと(かなり⁉)予算オーバー。

 ちなみに、この時期の信州上田には「松茸小屋」なる松茸専門の食事処が期間限定で営業するほど名産地らしい。人生最初で最後になるかもの焼きマツタケ。どうせなら是非ここで食べたい。ということで、大奮発。特別料理を頼んであるのだ(祝)

奥方に声をかけて
玄関側の階段を上がり
2階の食堂へ。

天井の梁が印象的な大広間 
オシャレかも




地ビールはないそう
なので地酒を所望
お勧めの飲み比べ3種
ちなみに奥方は生ビールで乾杯

この刺身が絶妙に美味しかった
奥方も同感

次はこれ



オーッ 待ってました
人生初の焼き松茸だー



焼いた時の香を期待していたけど
そんなでもないような
でももちろん美味しい
奥方と競争であっという間に食べてしまった
七輪も下げられて松茸の名残もなし(泣)

でもまだ肉がある

松茸もいいけどお肉もね

ごはんも美味

仕上げのデザートは柿

至福の時間をありがとう。
ごちそうさまでした。

夕食後に売店へ
おねえさんに了解いただいて記念撮影
ハイカラさん仕様がカワイイ

奥方は「みすず飴」を所望
我は実家のバアサンの土産に落雁ゲット


売店から廊下を抜け

玄関から外へ

宿の夜景撮影だ
昼間とは全く異なる趣


築山の周りをぐるり




花屋の文字が浮き上がって夜を演出

お姉ちゃんがここにも
(盗撮じゃないからね)


時刻はまだ20時。部屋に戻って飲み直しだ。


つづく

 * * *   * * *   

 部屋は期待通り。温泉に入って、歌も満喫。夕食は人生初(最後かも)の焼き松茸で乾杯。よかったね、ご主人💘 飲み直しって、明日も運転あるんだから飲み過ぎないようにね💓


👀画像の引用は本文記載の通り
その他の画像は滞在時に撮影




温泉かぞくたび日記 伊良湖温泉 和味の宿「角上楼」2026.1. 23 - 24 (中編)

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